仕事柄、午前で業務が終了する日が年に数日発生する。そんな日は午後に有給を取得するチャンスであり、年5日の有給取得を消化できる重要な機会でもある。予定日の2日前に申請をして無事承認が下りて意気揚々と退社。平日の午後、人気ポイントに入れるチャンスとも言える。自宅に一度戻り、準備していた道具を積み込んで出発。既に行きの道中に風が強いなと感じていたが、ポイントに着くと思っても居ないほどの爆風。数少ないデイアジングが出来るチャンスなのに……。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)
ゲストのカマスを手中
ヒットした場所を諦めて浅場と深場の壁を狙うと綺麗にリグが入って行った。チョンチョンと誘うだけで自動的に風がラインを引いて来るのでサビく必要がない(笑)。
ラインを張りなおした所でコンッとアタリ。合わすと掛からない、またアタル、掛からない、やっとヒット。直ぐにアジではないと感じたが、立派に引いてくれたのはカマス。どうやら表層付近をウロウロしているのはカマスのようだ。
本命のアジも追加
再度、深いレンジにキャストしてカウント数を増やして深いレンジを探るとアジが戻っていたようで無事ヒット。先ほどより少し大きい程度であったがこの爆風の中では貴重な一匹。陽が傾いたタイミングで移動を決意した。
夜は別の漁港へ
最初のポイントから15分程移動した先にある漁港へ移動。相変わらず北西の強い風が吹き続けている。大阪と和歌山県中紀までの港は、全て北西を向いているので、この風が吹くと風裏がほぼ無くなってしまい厄介だ。
ポイントに着くと、エサの人も飛ばしサビキをせずに、のべ竿の元サビキで豆アジが釣れている状況だ。しかし、サビキの一番上の針に掛かっていることが多く、レンジは表層の可能性が高いと感じて0.6gのジグヘッドを逆風の中でキャスト。
10カウント前後でふわふわさせると違和感のようなアタリ。ヒットするもアワセが今一つ綺麗に決まらず抜き上げと同時にポロリとバレてしまうこと事が殆ど……。何とか3匹はゲットする事が出来たが風が収まる気配もなかったので納竿とした。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>