平日の有休活かした堤防アジング釣行で本命にカマス【和歌山・紀北】強風に苦戦

平日の有休活かした堤防アジング釣行で本命にカマス【和歌山・紀北】強風に苦戦

仕事柄、午前で業務が終了する日が年に数日発生する。そんな日は午後に有給を取得するチャンスであり、年5日の有給取得を消化できる重要な機会でもある。予定日の2日前に申請をして無事承認が下りて意気揚々と退社。平日の午後、人気ポイントに入れるチャンスとも言える。自宅に一度戻り、準備していた道具を積み込んで出発。既に行きの道中に風が強いなと感じていたが、ポイントに着くと思っても居ないほどの爆風。数少ないデイアジングが出来るチャンスなのに……。

和歌山県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

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福岡崇史

1985年生まれの会社員。釣り好きが高じて大学・大学院で生物地理を研究。アジングやライトゲームが得意。

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ソルトルアー ショア

爆風の中でデイアジング釣行

車から降りると物凄い風にあおられた。白波も立っている。状況的には最悪の状況である。よりによって……。という言葉がまた脳裏をかすめる。しかし、風の止み間などチャンスはあるなと感じて釣りを決意。ライフジャケットを再度締めなおして波止へ向かう。

当日のタックル&ルアー

ロッドは4ピースのBCR‐56(34)にリールはプレッソ1025にエステル0.2号を巻いたセッティングだ。このロッドなら3g程度のジグヘッドも投げる事が出来る。

飲み物の入ったクーラーを置いてジグヘッドを選ぶ。この風だと1.5gでも厳しいと感じてまずは1.8gの鉛のジグヘッドをセレクト。ワームは先日の34アジングカップの参加賞で貰ったオーバルをセット。

 

飛距離は出ないが本命をキャッチ

1投目、風に向かってフルキャスト。しかし思っている程度の半分程度しか飛ばない。距離にして15m程である。極力風の影響を受けぬようにロッドを水面に倒してラインメンディング。何とか張らず緩めずの状態を保てると水深5m程の基礎付近で何やらヒット。

引きからするとアジであるが……。予想より小さいアジ15cm程度のアジであった。海の色とよく似た白っぽく保護色になったような体色が印象的な個体だ。

同じ場所を通すもアタリは出ず。時折吹く強風に煽られながらポイントに撃ち込んでいく。一つの動作を間違えればラインが宙を舞いルアーコントロールは出来なくなる。

平日の有休活かした堤防アジング釣行で本命にカマス【和歌山・紀北】強風に苦戦爆風の中ゲットしたアジ(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

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