秋本番!ライトソルトゲームの絶好の季節だ。メッキやセイゴ、小型青物、根魚などターゲットが豊富で、手軽な装備で遊べるのが魅力だ。今回はそんなライトソルトをイカダから楽しもうという企画。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
ルアーフィールドとしてのイカダ
そして午後4時に終了。この日はカマス祭りとなり、終始ヒットに恵まれた楽しい釣行となった。
他にもギンガメアジ、ロウニンアジ、ヒラフッコの他にブレードジグにアジが食ってきたり、イトヒキアジをサイトで釣ったり、サバフグが引っ掛かってきたり、手乗りサイズのオオモンハタやマイクロヘダイ、ジグを追いかけてきたアオリイカをエギで仕留めたりと、十目釣りを達成。秋らしい多彩なライトソルトゲームを堪能できた。
今までエギングは人気だが、イカダはエサ釣りの独壇場という印象が強かった。だがそこにルアーを取り入れてみれば、また違った世界が見えてくる。この日は出なかったが、青物やフラットフィッシュの可能性も十分にある。
下から上まで探ることを意識したタックル&ルアー選びを
陸っぱりと違い、イカダは足元から水深がある。そのためボトムから表層まで、あらゆるレンジを攻められるルアーを用意する必要がある。
手っ取り早いのがメタルジグ。そしてメタルバイブレーション。この2つは万能といっていい。重さは水深に合わせてチョイスすればいいが、15gまであればほぼどこのイカダでも大丈夫なはずだ。他に中層を探れるシンキングミノーやシンキングペンシル、ナブラが出た場合に表層を攻めるポッパーやフローティングミノーなど。
イカダの短所としては移動できないこと。そんなときのために、サビキやチョイ投げなどエサ釣りの仕掛けも用意しておくとより楽しめる。季節は絶好の釣りシーズン。イカダなら場所取りの必要もなく、仲間同士で貸切で楽しめる。ぜひイカダでのライトソルトゲーム、この秋挑戦してほしい。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年11月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。