10月上旬、仲間たちと伊勢湾のタチウオジギングへ。当日は昼近くから爆風予報となっているため、午前中だけの釣りとなる。その短時間の釣行ではあったが、タチウオの爆釣を楽しむことができたのでレポートする。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦）
TSURINEWS編集部
2023年11月20日
伊勢湾でタチウオジギング釣行
午前2時からプレジャーボートに乗り、エンジンの暖気運転から始める。船は途中で故障したら大変なので、しっかりとした状態で出発したいからだ。
全ての準備を済ませて、愛知県碧南市の碧南港から午前4時ごろに出船した。最初はタチウオのポイント神島周辺まで1時間ほど船を走らせる。
到着するころには、周りも明るくなり始めていた。さすが一級ポイント、遊漁船だらけのなか迷惑にならない距離を保って開始した。
最初は170gのジグを落とす。着底と同時に、ロッドから伝わる重量感がなくなる。一瞬でラインを切られてしまった。船の下には無数のタチウオがいるに違いない。
朝の時合いにタチウオ爆釣
ジグをタチウオ専用に結び直し再スタート。着底してからゆっくりとシャクると、ゴツッとアタリが出た。すぐにアワせると重量感がある。ゆっくり慌てずに巻き上げてくると、上がってきたのは指3本のタチウオだった。
朝の時合いが始まったようで、仲間たちも次から次へとタチウオを上げていく。
ジグは170～200g。朝の時合いでは途切れることなくヒット（提供：週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦）海が大荒れになる前に帰港
何10匹か釣れた後、アタリがなくなったのでポイントを大きく移動する。次は青物狙いと気合いが入るが、南の空が真っ暗になってきて次第に波が上がり、風も吹き始めた。
南の空が真つ暗に（提供：週刊つりニュース中部版APC・高畑光邦）プレジャーボートで一番大切なことは無理をしないこと。あと少し、あと少しだけという気持ちが仲間の命、自分の命を危険にするからだ。私はすぐに仲間たちに納竿してくれとお願いし、帰港することにした。帰りの海は風や雨が降り、波も高くなりかけていた。
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