東京湾金沢八景の荒川屋の午前LT(ライト)アジ乗合船では、8月の旧盆すぎから中アジ、9月中旬には尺超も交じるようになってきた。そこで10月10日(火)、良型アジ釣りを楽しませてもらってきた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
荒川屋でLTアジ釣り
出船1時間前の6時半に到着。8月に落成した新店舗ができていて、山下貞光大船長とあいさつを交わして入店。受付は1階正面にあり、乗船手続きと釣り座の選択を済ませる。
2階の休憩エリアでは、同宿の船を使った釣り方レクチャービデオが放映されており、初心者同行の人は早めに入店し、それを活用することを薦める。
旧ビル入口右手前の船着場へ降り、池島剛船長とあいさつを交わして半日アジの札が立った第一山下丸に乗船。受付で選んだ左舷前の釣り座に置かれたクッションシートに座った。
船長がまきエサ(イワシミンチ)とエサ(赤短)の入った容器を持ってきてくれたので近況を聞くと、「このところ潮が澄んでしまって、水深25mくらいの釣り場を探っています。型がよくなってきたぶん、夏のように数が釣れることは少ないですが、日並によって竿頭は10~30尾、初心者で2~3尾。天気が荒れるとオデコが出てしまうこともあります」と話してくれた。
追浜沖で釣りスタート
7時半、航行中の安全注意事項がアナウンスされ、左舷3人、右舷2人の布陣で出港。航程約10分で追浜沖の釣り場に到着した。
ミヨシを北に向けて船位が安定すると、「水深は25mです。ビシを海底まで沈めて、まきエサは底から振り出し、タナは底から仕掛けの長さぶんくらい取ってください。貸し竿の人は、底からリール5巻きのところでアタリを待ってください。はい、どうぞ」と投入OKの合図が出て、エンジン流しで開始。
船長から潮が澄んで食いが渋いと聞いていたので、私はハリス1.75号、全長2mの仕掛けで、エサは先バリに持参のマイクロワーム、枝バリに支給の赤短を刺した。そして、タナはクッションゴムも考慮して海底から2.5m上を狙った。