記録尽くめの今年の猛暑も、ようやく衰えを見せ始めた。一時は海水温が30度を超え、魚たちにとっても厳しいシーズンだったのではないか。9月下旬に2組の家族と一緒に、久しぶりに愛知県常滑市の常滑りんくう釣り護岸を訪ねた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明)
チョイ投げザオにマゴチ46cmヒット
正午すぎ、長澤怜央くんのチョイ投げのサオになにかきたらしい。重そうにリールを巻いている。海面に姿を現したのは大物マゴチ、このままでは取り込めない。周りの釣り人にタモの応援を頼むと、すぐに駆けつけてきてタモですくい上げてくれた。
堤防上に横たわるマゴチは一目で大物と分かる。メジャーを当てると46cm、堂々とした大物だ。早速ナイフで血抜きをしてクーラーに収める。
長澤家はハゼの天ぷらにマゴチの刺し身だそうだ。
秋の釣りシーズン到来
午後1時すぎに納竿して帰路についた。今日の釣果はハゼと小ダイで、狙ったキスは影も形も見えなかった。マゴチやヒラメの可能性も高く侮れない。これから早朝にはイワシやアジのサビキ釣りも活況を見せるだろう。いよいよ秋の釣りシーズン到来だ。
釣れる時間帯は、基本的に朝&夕マヅメ、上げ三分と下げ三分と言われる。潮は大潮か中潮を選んで釣行したい。
<週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明/TSURINEWS編>
常滑りんくう釣り護岸