秋が深まると一層楽しみになるのが、「食事」だが、釣り船乗りながら「天ぷら」を楽しむことができる面白い船宿【大山丸】を見つけた。船長の大山さんに話を聞くと、なんと脱サラをして船宿を切り盛りされているという珍しい経歴の持ち主だった。
(アイキャッチ画像提供:大山丸)
ユーモアたっぷりの船長
大山船長に取材を進める中で、ユーモアのある言い回しや、やわらかい話し方から
つい、パーソナルなことを聞いてしまった。
船宿業界一筋なのか?
実は、この【大山丸】は実家の稼業で、継いだのは3年前なんです。それまでは、某大手シューズメーカーに37年と4か月営業職として勤務しておりました。営業として働いていた時も、土日は釣り船の手伝いはしていたのですが、60歳を機に退職。実家の稼業を次ぐ形で、今はこの船宿を経営しています。
ハードな二足の草鞋
そりゃめちゃくちゃ大変ですよ(笑)。釣り船を手伝った次の日の月曜日なんかは、営業に向かった先の電車でぐっす……これ以上はやめておきます。あらぬ所から怒られそうなので。
靴のことなら相談しても問題なし?
ぜひぜひ!船で使う機会の多い長靴のこともわかりますので、お気軽にどうぞ!
美味しい天ぷらと楽しい釣りを体験しよう!
【大山丸】では、優しく・楽しい船長がいて、釣り初心者でも温かく迎えてくれる。
また、中々味わうことができない「船上の天ぷら」は一度でいいから体験したいと思う方もいるはずだ。本格的に寒くなる前に是非行ってみてはいかがだろうか。
<河野陸/TSURINEWS編集部>
大山丸
都心からほど近い立会川から出船する大山丸。仕立専門で受け付けており、家族や仲間と気兼ねなく楽しむのに最適です。出船、帰港時間を自由に設定できることも魅力的。