砂浜からのキスの投げ釣りと堤防のハゼ釣りが盛期を迎えている。各釣り場から活況が寄せられ、釣りの初心者もキスやハゼが簡単に釣れる今シーズン一番のチャンスが巡ってきた。9月初旬、知多半島・美浜町を釣り歩いたので釣況をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明)
子どもたちも17cm以上の連掛け達成
少し遅れて横江ファミリー2人も到着し、山田ファミリー、横江ファミリー、私、小松原さんと並んで釣りに没頭した。あちこちから歓声が上がり、良型のキスが釣れ盛る。
山田家では、中2の聖也君が遠投して良型をゲットしている。
負けまいと小1の陽太君も頑張って釣っている。
隣の横江家では、小5の隆之介君がこれまた良型のキスを連掛けしている。
初夏のころのような小型は交じらず、どれも17cm以上の大きなキスばかり。
この日は満潮が午前7時だったので、潮に乗ってキスが浅瀬に寄っているようだ。こまかな説明は不要だろう。写真を見れば小学生でもたくさん釣れているのが分かる。
キス以外には、セイゴとカレイ、サヨリが上がった。特にサヨリは大型で、釣った隆之介君は声のトーンを上げてそのときの様子を語ってくれた。
釣果は早朝2~3時間に集中
今年は7月8月と気象観測史上初となる高い気温が続いている。海水温も30度を超え、キスにとっても猛暑に違いない。そのせいか、キスの盛期が少し後ろにずれているように思う。
これから10月にかけて砂浜や堤防からキスのアタリが続くと予想する。釣れる時間帯は早朝の日の出から午前8時までだろう。日が昇るとキスは沖へ移動してしまう。早朝の2~3時間を集中してキス釣りを楽しもう。
<週刊つりニュース中部版APC・JOFI愛知・大田豊明/TSURINEWS編>
美浜町のサーフ