9月1日は、プロアングラーの林賢治さんと中原重久氏と私の3人で愛知県豊橋市の佐奈川へハゼ釣りに出掛けた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀)
ハゼの買い取り地域貢献
午前10時に納竿、林さんの勧めで近所の平松食品さんへ向かう。ここは地域貢献のためハゼを買い取ってくれるそうだ。
どこが地域貢献なのだろうと思うが、江戸時代から佃煮の歴史があり、令和になってハゼ業者が激減。歴史が途絶えてしまうというときに、ハゼ釣りを楽しんでいる人たちに目をつけ、お願いする形を始めたそうだ。魚を買い取ってもらうなんてそうそう体験できないことなので、必要な分だけ取って持っていった。
「お正月になったら自分の釣ったハゼが佃煮になるんだよ。ちょっとうれしくない?」と林さんオメメキラキラモード。ハゼではないが佃煮を試食すると、なるほど、うまい。
トータル300匹超え達成
すると、中原氏にスイッチが入ってしまい、「ボク、もう少し釣ってくる!」と釣り場へ。私は車の中で涼んでいたが、ふと見ると解散したはずの林さんまで対岸で釣りをしている。あらまあ。佐奈川にはお魚の魔物が住んでいるようだ。
「熱中症になるからもうやめとけ~」と言うまで釣っていた中原氏、短時間の間に一人で48匹追加。トータルで309匹釣ったことになる。
もちろん追加も買い取ってもらい、風通しの良いテラスの店で販売しているアイスやジュースをいただいて帰宅した。
「シロギスとハゼの食べ比べがしたいな~」という中原氏の希望で天ぷらにしたが、最近は彼も料理を手伝ってくれるようになり、下処理をしてくれたり、割り下も作れるようになったり。しめしめ。これはうまく洗脳していこう!ファミリーフィッシングの後は、みんなでワイワイ料理をして楽しむのもいいかもしれない。「スポーツの秋・食欲の秋」到来だ!
<週刊つりニュース中部版APC・美波亜紀/TSURINEWS編>
佐奈川