江戸川放水路のボートハゼ釣りで15cm頭に60尾手中【千葉・大沢遊船所】

江戸川放水路のボートハゼ釣りで15cm頭に60尾手中【千葉・大沢遊船所】

江戸川放水路は川岸にアシなどの草が生え、自然景観から癒しをもらえるハゼ釣り場。アクセスのよさも魅力で、千葉県市川市の大沢遊船所に通っている。上流からいい水が入って上昇気配との情報を得て、8月29日(火)に釣行。私は最大15cmのヒネハゼを頭に60尾。3人のお孫さん連れの4人ファミリーが121尾、ベテラン釣り師は180尾を超えた。

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江戸川放水路でボートハゼ釣り

当日は9時半に干潮なので、狙いどきを昼前後に絞る。店舗前の駐車場に車を入れ、店舗内で若船長とあいさつを交わして乗船手続き。エサの青イソメを1箱もらって、店の裏口から徒歩で江戸川放水路の土手を越えると、正面に大沢遊船所の新しい桟橋が見えた。店からは約100mの距離。新しい桟橋は浮き桟橋で、船との高低差がなくなり、乗船するのが安全で楽になった。

江戸川放水路のボートハゼ釣りで15cm頭に60尾手中【千葉・大沢遊船所】大沢遊船所店舗(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

大沢遊船所から出艇

ボートに乗り移り、桟橋から上流へ向かって100mほどのところに東京メトロ東西線の鉄橋がある。その少し手前に4艇のボートが並んでいる。

もっとも鉄橋に近いポイントには宮越さんファミリーが大きめのボートで釣っている。宮越さん(78歳)は同宿に数十年通う常連で、今回は3人のお孫さん、そうすけ君(11歳)、りく君(9歳)、そら君(11歳)を伴っての釣行。お孫さんの1人が良型を釣り上げたところで、あいさつを兼ねて写真を撮らせていただく。

江戸川放水路のボートハゼ釣りで15cm頭に60尾手中【千葉・大沢遊船所】乗船場前に広がる釣場(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

私はその近くの冲寄り水深約3mにアンカーを入れて、8時半にスタートフィッシング。開始時の天候は曇り、南東の微風が心地いい。水の色は茶色で、夏の東京湾でよく魚が釣れる色だった。

江戸川放水路のボートハゼ釣りで15cm頭に60尾手中【千葉・大沢遊船所】当日のポイント(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

当日のタックル

当日のタックルは、江戸前の中通し和竿2本で、1本は本調子の3m、もう1本は軟調子の3.5m。仕掛けは片方がハゼ天ビン、もう一方が胴突き。ハリは市販のイト付きハゼ6号1本バリを、15cmに詰めて使った。ヒネハゼ狙いのため、青イソメはこの時期として大きめの全長4~5cmに切って通し刺しに。

ボートが川の流れに沿って向きが定まったときに左右に竿を出すと、水深差が1mくらい。広範囲かつ違う水深を探れるメリットは大きかった。

江戸川放水路のボートハゼ釣りで15cm頭に60尾手中【千葉・大沢遊船所】当日のタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

釣行開始直後に12cmハゼ

まず、沖に向いている側の深いほうに3.5mの竿の仕掛けを入れる。次に岸向きの3mの竿を準備していると、早くも先に入れた竿にクンクン、キューンとアタリが出た。ボートはそよ風でもアンカーを中心に振れ回るので、置き竿でも十分に探れ、アタリから自動的にアワセにつながるようだ。

置き竿を手に持って聞き上げると、ハゼとは思えない引きに感動しながら12cm級を抜き上げた。

江戸川放水路のボートハゼ釣りで15cm頭に60尾手中【千葉・大沢遊船所】ヒネハゼもゲット(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

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