釣りをしていて、ルアー交換や仕掛けの交換の時など両手を使いたい時がある。その時あなたはどうしているだろうか?タックルを地面に置くのは傷が入ったり踏んで破損してしまったりと予期せぬトラブルの元となる。人によってわきに挟んだりとタックルの持ち方は様々だが、筆者のやり方を紹介していく。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
地面に置くなら細心の注意を
手っ取り早く両手を空けたいなら地面に置いてしまうのが早いのだが、色々とトラブルの元になることが多い。
まずはやはり傷がつくということ。堤防のように舗装された地面であっても、やはり傷はついてしまう。特にリールのスプールエッジや、竿のブランクスに傷が入るとライントラブルや破損の元になる。
地面に置いていると踏んでしまったり第三者が蹴飛ばしたりということが起こる。気づかずにラインに傷が入ってしまうこともあり、メリットはすぐにタックルを手放せるということくらいしか無い。自分もたまにやりがちだが、特にロッドのブランク部とリールのエッジが傷が入らないようそっと置く。
わきに挟む派
筆者はこのタイプである。竿の持つところを片腕で固定する、わきに挟むというより柔術のアキレス腱固めみたいなかんじである。この持ち方の利点は、竿を両手から離して、また持つまでのスイッチが早いことである。
ルアーを交換してすぐ打ち返すような時はこの持ち方が一番早いかもしれない。特にシーバス狙いのウェーディングゲームでは自分が水に浸かっている状態のためなにかに立てかけたりすることもできないのでもっぱらこのやり方になる。
どこかに差込む派
フローティングのゲームベストを着ている時や、専用のアタッチメントをつけている場合はこのやり方の場合もある。とりあえず固定できそうなどこかに竿の持ち手を差込む。
完全に両手を空けることが出来るが、何かに竿先を引っかけたりしやすくなるのでその状態で移動したりする場合は注意しないと予期せぬトラブルになりかねない。特に、低い位置に電線等が張られている漁港では注意が必要。
口に咥える派
こちらに関しては写真がない。ずいぶん昔にシーバスロッドで実践しようとしてみたところ、グリップに歯形がつきかけたからだ。昨今のタックルは軽量化が進んでいるとはいえ、口だけで咥えて保持しようとするとそれなりにしっかり噛まないといけない。
歯形が残ってもいい人は試してみるのもいいかもしれないが、歯形だけでは済まないかもしれないのであまりおすすめはしない。カーボン部分は特に破損のリスクが高いので絶対に噛まないようにしよう。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>