今が最盛期の白イカ(ケンサキ)釣り!どの料理にしても美味な白イカですが、今回は手間の掛かるイカ飯を簡単に作って見たいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター加藤隆太)
海咲丸で白イカ釣り
最盛期になった白イカシーズンです。境港から遊漁船海咲丸で出船し半島沖に向かいました。その日は小型が主体でしたが80杯の釣果で満足行く釣行になりました。
白イカは大型のものは引きも強く、身も肉厚になります。一方、小型のものは身が柔らかく色々な料理に使いやすく食べて美味しいサイズです。
一般的なイカ飯の作り方
一般的にイカ飯の作り方はもち米と白米を胴に詰めて米を炊く程度煮込んで作ります。時間もそれなりに掛かります。
以前基本的なレシピで作ってみた感想ですが米の炊き加減が難しかったのと、炊き上がったときの米の膨らみ具合が多く溢れてしまうなど、なかなか思い通りにはいきませんでした。(もちろん料理の上手いかたから見れば初歩的な事だとは思います……笑)もち米を用意する手間もありました。
簡単イカ飯のレシピ
そこでお手軽にイカ飯を作ってみました。
下処理
イカの下処理は通常通りゲソと胴を分け、胴の骨を取りきれいに洗います。ゲソは米と一緒に詰めますので分けておきます。
煮汁の作成
煮汁は煮魚を作る時と同じく水、酒、みりん、醤油、生姜で作ります。
ゲソと米の準備
ゲソを先ほど作った煮汁で5分ほど煮て取り分けます。その煮たゲソを細かく刻みます。
米はもち米は使わず白米のみでしました。既に炊いてあるお米に先ほどのゲソを入れ混ぜ合わせます。
イカに詰めて煮る
そのご飯をイカの胴に詰めます。既に炊き上がっているので後で膨らむこともありませんのでしっかり詰めます。
詰めたらつま楊枝で口を止めてゲソを煮た煮汁でイカに火が通るくらい(5分~10分程度)煮ます。
完成
詰めた中身は既に炊き上がったご飯とゲソですのでさっと煮たら完成になります。
このレシピのメリット
このレシピのメリットは、なんといっても既に炊き上がったご飯を使うので膨れて破裂や炊きムラの心配がないことです。そして、煮る時間がかなり短くてすむのでさっと作れるところも大きなメリットです。ただ、もち米ではないので切り分けた時にご飯が崩れる場合があります。また、ご飯に味が染み込まないので切り分けた後に煮汁をかけて食べる等する必要があります。
それでも、このレシピはお手軽にイカ飯を作りたい又、時間短縮をしたい方にはおすすめになります。もち米のモチモチした感じは、やはりもち米を使わないとでないのでそこは割り切って作られてくださいね。
<加藤隆太/TSURINEWSライター>