こんにちは、みっぴです。つい先日、秋を迎えたと思っていたら、11月に入ってから寒さが日に日に増して、冬の匂いがしてきましたね。この季節は、朝焼けや夕焼けがどこかもの寂しく感じてしまいます。寒さで人肌が恋しくなるからでしょうか(笑)。さて、今回は関東ならではの釣りと言っても過言ではない、ライトウィリー五目にチャレンジしました。
SFAの思い入れあるウィリー釣り
実は私にとってかなり思い入れのある釣りなんです。
なぜかというと、今からさかのぼること10年前、SFA(スーパーフレッシュアングラー)の三次オーディションが相模湾で行われ、そのときの釣りがこのライトウィリー五目だったからです。
初めての釣りに不安が大きかったものの、あれよあれよという間に、イナダやカワハギ、サバなど多くの魚種が釣れ、とにかくとっても楽しかった記憶があります。
ウィリー独特の釣り方
この日、お世話になったのは、東京湾金沢八景漁港内の忠彦丸。
以前にシロギスとタチウオで乗船させてもらったことがあります。
午前便だったので、港から10分程度の近場で釣り開始。
10年のブランクはとても大きく、釣り方や仕掛けをすっかり忘れてしまっていたので、船長に基本を教えてもらいました。
船長がいうには、「アジ釣りに似ているけど、釣り方はまったく異なり、一度仕掛けを底まで落としたら、仕掛けの長さぶん素早く巻いて、そこから竿をゆっくりシャクり、そのまま2~3秒キープ。
アタリがなければ巻きながら竿先を戻し、再びシャクる誘いを3~4m繰り返す」のこと。
仕掛けは、天ビンに5本バリ、上の3~4本のハリには黄色やピンクといったウイリーが巻かれています。
そして、空バリにはオキアミや小さくカットしたイソメを付けます。あとは、ビシにコマセを入れ、上の窓を3分の1だけ空ければ仕掛けの完成です。
1尾目は47cm巨大アジ!
さて、すべての準備ができたところで、いよいよドキドキの1投目。
仕掛けが長いので、絡まないように気をつけながら投入します。
水深は15m前後と意外に浅場。
コマセ釣りは、まず釣ることよりも、魚を寄せることが大事なので、しばらくの間はとにかく早めに手返し。
すると、何度目かの投入でシャクって待っていると、ゴゴゴと力強いアタリがでました。
小さめの青物なのか、とにかく引きが強く重量感もあるので、上げるまでのやりとりが楽しくて仕方がありません。
そして、釣れた魚を見てびっくり!なんと、47cmもある巨大アジでした。
今まで東京湾で、丸々としたアジは何度か釣っていましたが、ここまで大きなものは初めて。
てっきりワカシだと勘違いしてしまったほど、力強くて嬉しい1尾でした。
このあと、大きなサバもヒット。
アジ狙いへ
釣っているうちに昔の記憶がどんどん蘇ってきました。
出だしは調子がよかったのですが、徐々にアタリがまったくなくなってしまったので、ポイントを大きく移動、アジを中心に狙うことになりました。
サイズは小型が多いものの、釣れるのは金アジといって、食べるととっても美味しいんだそうです。
途中、追い食いにもチャレンジ。
アタリがあってから、そのままゆっくり巻いて止めると、次の魚がゴツゴツと掛かるのがわかります。
小さな魚でも2尾、3尾掛けることができると、ものすごく嬉しくなります。
このポイントでは、納竿間際までずっとアジやサバが釣れ続けました。
今回は2種目しか釣れませんでしたが、ライトウィリーは魚種が豊富で、どんな大物が釣れてもおかしくない、とても夢のある釣りなので、釣り方を忘れないうちにまたチャレンジしたいと思います。
<秋丸美帆 /TSURINEWS編>
▼この船について
忠彦丸
エリア:東京湾(横浜)エリア
出船港:金沢八景