7月中旬、愛知県・新舞子沖へ釣友が所有するプレジャーボートで、今季初のタコ釣りに出かけた。当日の私の釣果は1kg頭にタコ11匹、ツ抜けを達成した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)
新舞子沖でマダコ釣り
7月中旬、愛知県・新舞子沖へ釣友が所有するプレジャーボートで、今季初のタコ釣りに出かけた。数日前に釣友の小崎キャプテンから「タコが釣れ始めたよ」とうれしい連絡が入った。
午前4時、釣友のボートが係留してある漁港に集合。夜明け前に出船し、新舞子沖に向かう。ポイントに到着すると、すでに僚船が数隻と遊漁船が集まっていた。
私は左舷ミヨシ、藤城さんは左舷トモからサオを出す。やがて小崎キャプテンから「タコエギを躍らせて誘ってください」と開始の合図が出た。
水深は6m前後、タコエギ2個とオモリ20号を付けて落とす。素早くイトフケを取り、オモリは底から上げない。終始ベタ底でエギを躍らせて、タコにアピールする。
釣友に良型マダコ連発
1流し、2流し目は誰のサオも曲がらない。少し移動して再開すると、トモの藤城さんのロッドが曲がり、一気にタコを抜き上げた。さらに連発でタコを抱かせて、笑顔が弾けている。
ビックワンは1kg
小崎キャプテンは同じポイントを再び流し始めた。すると私のサオに重みがかかる。アワせるとロッドが大きく曲がり、慎重に巻き上げる。小崎キャプテンが操舵室から飛び出し、ネットを持って駆け寄る。
やがてタコがネットに無事収まった。このタコが当日のビッグワンで、1kgの良型だった。
藤城さんは集中力を保ち、誘う手は緩めない。日が照りだすと、船上は暑くなった。熱中症対策でスイカを持参したので、全員で食べて身体を冷やす。