7月下旬、神奈川県箱根町にある芦ノ湖へ。釣行当日は、前半はワカサギ、後半はトラウトを狙った。最終釣果はワカサギが148尾にブラウンは5尾。その当日の釣行の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)
芦ノ湖でワカサギ釣行
7月下旬、神奈川県箱根町にある芦ノ湖へ釣行。今年は6月下旬ごろから夏ワカサギが始まっており、7月上旬には箱根湾でも釣れ始めている。当日は湖尻のボート店から出艇して湖尻、九頭龍沖を探ってみた。
まずは、桟橋を離れて海賊船の桃源台港桟橋沖の水深12mの場所にアンカリング。魚探を見ると底層に反応がある。
当日のワカサギタックルは、袖バリ2号10本仕掛けと袖バリ3号7本仕掛け。
群れ次第で最大13cm
誘いを入れると、小気味いい反応で8cm級が釣れて、次は10cm。8~10cmに12~13cmが交じる釣況だが、いずれも単発。釣れるのは、すべて一番下のハリだ。
空バリでも釣れていたが、1つ飛ばしに紅サシを付けてみる。すると、今度はエサを付けたハリに釣果が集中。食いがいい状況ではないので、エサを付けたほうがいいようだ。
開始1時間は良型が順調に釣れたものの、その後は4~5cmの当歳魚が交じるようになる。それでも、群れ次第では最大13cmが釣れてくるなど、上々の2時間。
魚探で流し釣り
アタリが遠のいたので、九頭龍沖まで移動。水深10mの場所に仕掛けを下ろす。風が収まってきたのでアンカーを下ろさず、魚探を見ながらの流し釣り。
最初の群れは当歳魚が2~3点掛けだったが、良型の群れがくれば10cm前後が単発で釣れる。
ここでもペースが上がらないので、再びエサを付けてみる。すると、2点掛け、3点掛けと多点掛けが増えてきた。本来ならば、空バリで手返しよく釣りたい季節だが、食ってこないならエサを付けるしかない。ここで1時間半釣って納竿した。
ワカサギ148尾の釣果
釣果は、午前中の3時間半で4~13cm148尾。二歳魚が8割で、当歳魚が2割。ボート店の話では、日が昇ると当歳魚が多くなり、初心者ではまだ厳しいとのこと。仕掛けを下ろせば釣れてくる状況ではないが、しっかり誘いを入れればそれなりに釣れると思う。
7月下旬の時点では、湖尻、箱根湾、九頭龍沖、箱根園沖で釣れている。サイズは前述したとおりなので、状況に応じて仕掛けが替えられるように、ハリサイズだけは1~3号までを携行したほうがいいだろう。