ビワマストローリング釣行で56cm頭にリミットメイク達成【キングフィッシャー】

ビワマストローリング釣行で56cm頭にリミットメイク達成【キングフィッシャー】

7月29日、ビワマストローリングをした。この日は、朝イチは食いが渋いにも関わらずヒットするのは大型ばかりで、ばらしまくり。反省は多いながらも3人で15匹のリミットメイクを達成。次回は、60cmを仕留めたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田中耕二)

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田中耕二

釣って楽しく食べて美味しい魚を狙って東奔西走。たまに釣れる珍しいゲストも嬉しい。磯とオフショアフィールドから面白くて役に立つ情報をお届けします!

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トラウト ルアー&フライ

レイクトローリングでビワマス釣り

梅雨が明けると一気に猛暑、酷暑である。日中に出歩けば刺すような日差しに心折れる。そんな中、7月29日にビワマストローリングにチャレンジしたので、その模様をレポートしよう。

朝から灼熱の予感

午前6時前に船宿に到着。エアコンの効いた車内でスマホを弄っているとキングフィッシャーの竹之下キャプテンが登場。車を出ると既に暑い。挨拶は、「暑いですね~」だった。

状況など聞くと日替わりだそうで、昨日に出た船はダメだったようだ。既に太陽は高くなり、猛暑となるだろう、釣りも熱くなって欲しいものだ。釣友のKさんとその友達のTさんが到着し、たっぷりの飲み物を持って出船。ボートは沖に向けて全速力で走る。

ビワマストローリング釣行で56cm頭にリミットメイク達成【キングフィッシャー】ポイントへ移動中(提供:TSURINEWSライター・田中耕二)

姉川の河口からスタート

これまでは、第二観測所や白石、多景島から始める事がほとんどだったが、当日は対岸の姉川河口に向かう。先週はビワマス協会のイベントだったそうだが、その時は良かったらしい。

姉川の南から北向きにトローリング開始。表面温度は30度を超えているので、少し深めを狙う。魚探にはベイト反応と本体反応が入る。コイツは来るぞと期待できたが……。

静かなスタート

調子が良いとタックルをセットしきる前にストライクが有るが、この日はピクッともしない。キャプテンから景観の説明を受けながら、静かな遊覧タイムが過ぎる。

反応は20mまでの浅い所にも入るが、キャプテン曰く浅い水深に出る奴は口を使いにくいそう。ビワマスは、基本的に冷水域に生息する魚。適水温は12~3度らしく、浅い水深の水温はもっと高いので居心地が悪いらしい。

なら、何故浮いてくるのか?「それはビワマスに聞かないと分かりませんね」とキャプテン。

大型ヒットもバラシ

突如としてダイバー(潜行板)をセットしたロッドに激震。近くにいた私がロッドホルダーから引き抜きフッキングを入れる。

ダイバーが付いているので、非常に重いのだが、その中でもゴンゴンと首を振っているのが分かる。その幅がデカイ。慎重にファイトしてダイバーが浮いて、その後ろにドジャーが見えた。

痛恨のバラシ

コイツはもらったと思ったが、その隙を突くようにロッドからテンションが抜けた。痛恨のフックオフ。優に50cm超の手応えだっただけに非常に残念である。それでもストライクがでたので、3人ともこれからだと言っていたが・・。

ビワマストローリング釣行で56cm頭にリミットメイク達成【キングフィッシャー】ビワマスとのファイト中(提供:TSURINEWSライター・田中耕二)

バラシが連鎖する

次は、右舷のダウンリガーに激しいストライク。魚の勢いでクリップからラインが抜けた。Tさんがロッドを受け取りファイト。

軟調のロッドがブチ曲がり、ドラグが滑って上がってこない。コイツもデカそうだと思った瞬間にフックオフ。さらにKさんもフックオフ……。魚が船に上がらないままに2巡目の私。レッドコアがブチ曲がる。

明らかに食いが渋いと思っていたので、ロッドホルダーに掛けたままリールを巻く。激しい抵抗にあいスプールが止まるが、弱気にならずに巻き続ける。残り40m、ぼちぼちロッドを持つかと思っていると激しくロッドが絞り込まれ、テンションを失った……。

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