清水港での投げ釣りで18cm級筆頭にシロギス12尾【静岡】正味2時間で手中

海釣り 投釣り

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清水港で投げキス釣り

9時すぎ、袖師埠頭に到着。平日とあって釣り人は少なく、サビキ釣りの人が3人だけ。この場所は庵原川の河口になっており、川からの土砂流出のため水深はかなり浅い。

ポイントは港内としてはかなり遠く、6色前後がいい。ゴミや船からの落下物が沈んでいるため、あまり積極的にサビくと根掛かりするので、基本的には置き竿で狙う。

また、埠頭部分は企業用地で、立ち入り禁止となっている。釣りができるのは、根本部分のトレーラー駐車場前だけなので注意してほしい。

15cm級キスのダブルも

9時半に第1投を6色に投入すると、すぐに着底。すると、着底を待っていたかのように、ゴンゴンと数回のアタリ。巻き上げると、かなりの重さがある。障害物が多く沈んでいるため、速巻きで天ビンを浮かせるが、リールのハンドルは重い。やがて、天ビンの後ろにクルクルと回っている魚を確認。ヒイラギかと思ったが、細長い魚も交じっている。抜き上げると、ヒイラギ2尾と18cm級シロギス2尾のパーフェクト。おまけに、それら4尾が絡み合ってダンゴになっている。どうりで重いわけだ。

仕掛けを張り替え、2投目も6色に投入。置き竿にすると、2分くらいで竿先が揺れ、今度は15cm級キスのダブル。いつになく調子がいい。

3投目はアタリがなかったので、4投目はやや左方向へ投入。すぐにアタリがあり、ヒイラギとキスのダブル。

その後も、アタリがなくなると投入点を左右に少しずらせば復活し、次々と釣れる。仕掛けをサビかずに、竿立てに立ててアタリを待っていればいい。

2時間で満足の結果

11時を過ぎると、南風が吹き出してきた。この場所では向かい風になるので、飛距離がダウン。キスのポイントまで届かなくなってきた。こうなると、釣れるのはヒイラギとマハゼだけに。暑さも強まってきたので11時半に納竿した。

釣果はシロギス12尾にヒイラギとマハゼ。正味2時間の釣りとしては、最近の釣行のなかで一番の釣果となった。

この場所は大型コンテナ船やしゅんせつ船、タグボートなどの停泊場所となっており、釣りができる場所がない場合もある。清水港内には好ポイントがたくさんあるので、そんなときは場所を移動しよう。

＜週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎／TSURINEWS編＞