暇をしていた旧友を熊本に呼び寄せ、アナゴ狙いで出掛けた上天草市。寿司ネタが防波堤から釣れる事に懐疑的な友人だったが、「釣らせて驚かせてやろう」の意気込みで出発した。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター野口昭伸)
良型アナゴもキャッチ
ここのアナゴは1kg台も出る。まだまだ友人にヒキを味わって欲しい為、手返しして次を狙う。この段階からアタリが良く出始めるようになった。要領を得た友人はここからテンポ良く掛けていく。
2尾目は先ほどと似たようなサイズ。手軽に狙えて引きも強いので楽しんでもらえているようだ。23時前からシャローに沸くタチウオも視認。それなりに多いが指2本サイズばかりである。アナゴももう1尾は欲しいところだ。
そう思っていた23時すぎ、本日最大サイズが出るー。アタリをしっかり待ち、合わせた竿に明らかな重さ。「やべぇ……」と怯む友人。アナゴが重く抜きあげれず、手繰りで取り込み。待望の3尾目は1kgはいかないがなかなかの重さだった。さすがに大きかったせいか友人は気持ち悪がっていた。
上天草のアナゴ釣り
今回はほぼ初心者の友人との釣りに上天草アナゴ釣りを選んだ。私が上天草アナゴをチョイスしたのは、
・堤防から足元に落とすだけ
・オモリ、ハリの簡単な構成だから楽
・穂先で明らかにアタリが出るのでわかりやすい
・手軽だがヒキは強い
・夜釣りなので暑さは軽減
が、理由である。
デメリットがあるとすると……。
・ニョロニョロが苦手な人も多い
・捌くのは初心者向きではない
・基本的に夜釣りとなるので危険もある
ことだろうか。
上天草の堤防ではどこでもアナゴが釣れる。手軽なターゲットとして個人的に推奨できる釣りと思っているが、安全対策には万全を期して遊んでもらいたい。
<野口昭伸/TSURINEWSライター>
上天草市の堤防