三重県鈴鹿市の白子漁港・釣り桟橋へサビキ釣りの調査に出かけた。桟橋周りの魚影は濃く、アジ、セイゴ、イワシ、カマス、メバル、カサゴの6目釣りを楽しむことができた釣行の模様をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)
アジの姿にヤル気アップ!
小セイゴの群れが回遊してきたようで、次投からも小セイゴが尾ビレを振りながら上がってくる。小セイゴを避けようと新堤向きを狙うと、ブルブルと今までより強い引きが伝わってきた。海面から飛び出したのは、待望の小型のアジとセイゴ。
小さいがアジの顔を見てヤル気アップ。小セイゴはリリースして小アジは海水を入れたバケツにキープしておく。
ようやくアジの群れが回遊してきたとワクワクしながら仕掛けを落とし込んでいくが、期待に反してアタってくるのは小セイゴばかり。たまたまはぐれたアジが釣れてしまったようだ。
目の前に2羽の鵜が飛来して潜水を始めると、小セイゴのアタリも止まってしまった。浮上するたびに魚をくわえて頭からのみ込んでいる。しばらく鵜の食事風景をウオッチング。鵜が沖堤の方へ飛び去ってからサビキ釣りを再開した。
イワシにカマスもヒット
小セイゴに続いて小さいイワシとカマスがヒット。桟橋上に落ちて暴れたのでウロコが剥がれてしまったが、写真を撮ってからリリースした。アジと同様に1匹だけで、イワシもカマスも2匹目は釣れなかった。
桟橋の際ではメバルにカサゴ
桟橋の際へ落とすとかわいいメバルがヒット。
さらにベビーサイズのカサゴもヒットし、午前7時半に調査を終了した。
本命のアジは1匹だけだったが、セイゴ、イワシ、カマス、メバル、カサゴの6目釣りを楽しんだ。そして桟橋周りの魚影の濃さに驚いた。
7月にはサッパやアジの回遊に期待。最後に小アジを海に帰して釣り桟橋を後にした。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
白子港釣り桟橋