林遊船でアジ釣り教室
参加者は20人ほどで、単独や夫婦、そして小学2年生を中心に親子で参加してくださったグループが8組も。元気でかわいい子どもたちに囲まれ、船宿の前は朝からにぎやかです!
7時30分、ライフジャケットとレンタルタックルの準備ができ次第、潮が引きすぎる前に川岸の船着場へ移動。順次船に乗り込みます。
「1時間ちょっと走りますからね~」と中島船長のアナウンスで出船。すると、真っ黒な鵜の大群がザザザーと羽ばたく姿に、子どもたちは「うわ!すごいー」と大興奮。船釣りが初めての子も、船酔いの心配はどこへやら。船から眺めるめずらしい景色を楽しみながら、到着が待ちきれない様子。
羽田付近を通過するころ、飛行機が近くを離着陸していく様子にも歓声が上がり、ほどなくして川崎周辺のポイントに到着。
ほぼ全員がレンタルタックルなので、簡単に釣り方のレクチャーをしてからスタート。指示ダナは下から2m。まきエサはイワシのミンチ、付けエサはイソメを使用。仕掛けは子どもでも取り込み時に扱いやすい1.5mの2本バリ仕掛けを用意しました(食い渋り対策でハリスは1.25、1.5、1.75号まで準備)。
「とにかくまきエサをしっかり撒き続けて魚を集めましょう!」。皆で心を一つに、根気強く竿を振り続けます。
まきエサが効き本命登場
開始から30分、ようやくまきエサが効き始め、まずは右舷大ドモの松原さんに15cm級アジがヒット。
その後も立て続けに竿が曲がり、ママの恵子さんはすっかりコツをつかんだ様子です。「ママすごい」と初参加のお姉ちゃん・怜禾ちゃんが目をキラキラさせて、その様子を見つめています。
隣では、2回目の挑戦となる弟の壮佑くん。今回は1人で竿を握ります。しばらくすると、壮佑くんに待望のアタリ。「きた!」と待望のヒットに、真剣な表情が一変。笑顔がこぼれます。
その隣には、初参加の友だち・爽くん。こちらでも竿が曲がります。ママの奈央子さんは釣り経験者なので、エサ付けから取り込みまで落ち着いていて、とてもスムーズです。
20cm超え交じりでヒット
その隣の胴の間には、すっかりベテランに成長した創佑くん。マイタックルを振る姿はすっかりサマになっていて、魚の取り込みまでお任せあれ!
ママの麻衣子さんとそれぞれ竿を持ち、20cm超の良型を含め、チャンスタイムを逃すことなく順調に数を伸ばしていきます。
ミヨシ側には初参加の陸玖くん、万友奈さん親子。1本の竿を仲よく持ち、1、2……と一緒に数を数えながら正確にタナを合わせ、初めてながらコンスタントに本命ゲット。
ミヨシには、同じく初挑戦の優樹くん、弘樹さん親子。中盤にはすっかりコツをつかみ、後半はコンスタントに釣り上げました。初対面のお友だちも多かったのですが、釣りをきっかけに、積極的に話をする姿はとても微笑ましかったです。