伊豆の春烏賊の釣果が聞こえてだして数か月。海の状況は春烏賊後期の様相で、藻の生え方も場所により短くなってまばらです。しかし、まだまだ、良型の回遊を目撃しているので、今回はその状況下での釣行の模様をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・野中功二)
梅雨の中休みのエギング釣行
梅雨の中休みで天候は晴れ、田子の地磯に向かいました。スタート時から晴天で、風はやや右から吹いている状況。潮位は下げ潮8分の潮変わりといわれている潮のタイミングで、海面がザワザワしているものの、目視でアオリイカは確認できません。
釣行開始
ポイントに10:30に現場に到着。堤防にはヤエン釣り師の姿が多く、エギングをしている人は少ない感じです。
晴れていたので、使用するエギは定番のケイムラからスタート。夜間に湾内に入ってきたアオリイカが滞在していれば反応は良いだろうと考えました。エギを目視できる水深まで回収してきたら、アクション後にエギを停止させる「ステイ」を行います。アオリイカが追尾してくるのを確認するためです。
海面にはベイトが飛び跳ねる状況。海に生命感はあったので、あとはアオリイカが現れてくれるのを待つだけです。
良いサイズのアオリイカが顔出し
藻の揺らぎに潮の流れを確認し、チャンスタイムを察知。沖から伸びる潮目の変化を探ります。潮が動いてくれるとアオリイカもやる気スイッチが入ることが多いです。
沖に帯に生えるホンダワラにさしかかりエギをゆっくりと落とし込むとラインが止まりました。まさか?と思い合わせると、春烏賊サイズのアオリイカが姿を見せてくれました。