明石沖のマダコ釣りは、6月中旬からハイシーズンを迎えるのが通年でしたが、3年前から不漁が続き漁獲量が大きく減っていました。釣りも同様でしたが、今年は、昨年と比較すると少しは上向きなようです。今回は夏の釣りとしてハイシーズンを迎えるマダコ釣りの模様をお伝えします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)
500gの食べごろサイズもキャッチ
ここから良いペースで500gのおいしい食べごろの個体を含めて5ハイ釣ったところで潮が止まり、乗りも止まります。流れでエギが移動しますが、底での喰いの間(エギの移動を止める)は大事で、ここで乗ってくることも多く、一瞬の間を作る止めるのも誘いです。
再び、潮は上げに転じ流れ始め、ここで2ハイを釣る頃には、潮が速くなり沖上がりとしました。合計、300-500g7ハイと、美味しく食べられるサイズが釣れるまずまずな釣果となり、夏の冷蔵庫の在庫ができました。
タコエギは濃いカラーが好調
タコエギのカラーは、いろいろ使いましたが、濃い色が好調でした。赤や緑は海底ではほぼ黒っぽくなり、シルエットがはっきりするので、色別機能が無いと言われるマダコは、モノクロでの判別から、濃い色のシルエットは効果があるようです。
だから、今年はいろいろ使っても、やはり赤と緑と黒と白が使用頻度が高くなります。暗い海底では反射板付のタコエギだと光が乏しいので効果が少ないため、シルエットとグローなどの光ものが、私のお気に入りです。
マダコのハイシーズンは続く
私には農繁期はありませんが、半夏生に旬のおいしい明石沖のマダコを食べられないと寂しいです。硬くなった大型サイズより、400-500gクラスの甲殻類をたっぷりと食べて旨味のあるマダコは、夏の絶品。まだまだ狙えるハイシーズンです。
<丸山明/TSURINEWSライター>