外房片貝では、旬を迎えるイサキとハナダイのリレー釣りが佳境を迎えている。北限のイサキと呼ばれる太東沖のイサキ狙いが4月から解禁。良型が数釣れると定評があり、さらにデコダイ交じりの良型が揃うハナダイとの両狙い。釣趣、食味とも抜群の二魚種がリレーで狙えるとあって人気は抜群だ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)
キントキ&マハタも登場
右舷トモの山本正治さん(習志野市)は、現船長のお兄さんが船長の時代から25年くらい通う常連。トモ2番の酒井一雄さん、3番の吉田慎一さん、4番の目黒保さん(いずれも船橋市)と、いつも一緒で同宿にしか行かないという増栄丸ファンだ。船長の人柄のよさに惚れて通い、船上で和気あいあい。
当日は、吉田さんが釣ったイサキが一番大きかったが、数は酒井さんがトップ。目黒さんはキントキとマハタを釣って、まさにゲスト賞といったところ。山本さんは一番の長老ということで余裕しゃくしゃく。4人揃っての釣行が楽しみのようだった。
ハナダイはご機嫌斜め
左舷トモの柳原昇さん(鴻巣市)は、伊豆方面の釣りが多く、外房のイサキ狙いは初めて。伊豆とは勝手が違ったらしいが、大型中心の釣果に満足していた。
後半のハナダイは、攻める時間があまりなく、型を見る程度。しかし、釣りは潮次第。前日ダメでも次の日は入れ食いもある。
当日は、条件が悪いながらも土産は十分。マダイやヒラメ釣りと違って、間違いなく獲物を持って帰ることができることも魅力だろう。
<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>
増栄丸