ウナギ釣りで肥えた良型本命キャッチ【愛知・筏川】カメジャコエサにヒット

ウナギ釣りで肥えた良型本命キャッチ【愛知・筏川】カメジャコエサにヒット

5月26日、愛知県の筏川の投げ釣りでウナギを狙った。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

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淡水の釣り ウナギ釣り

筏川でウナギ釣り

会社から帰宅後、すぐに着替えて午後5時30分に出発。帰宅ラッシュに当たったが、なんとか暗くなる前に到着できた。平日だったためかエサのカメジャコも難なく購入できた。仕事の疲れを少々感じるが、釣りを始めると気にならなくなり、サオの先端に付けたライトを凝視する。好きな趣味であれば疲れていても関係ないようだ。

ウナギ釣りで肥えた良型本命キャッチ【愛知・筏川】カメジャコエサにヒットポイントの様子(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

サオは2本用意した。暗くなる前にサオを出すことができたが、釣り始めるとあっという間に暗くなった。気温は22度。暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい。釣れればなおいいが、平日に釣りができるだけでもありがたいと感じる。

ついさっきまで真剣にパソコンの画面をにらんでいたことが信じられない。釣りとは面白いもので、一瞬で休日に変えてくれる。

エサ取りに苦戦

釣りを始めると、エサは頻繁にかじられるが、アタリは全くない。カニなどのゲストがかじっているのだろう。投入ポイントを変えて探っていくが、場所を変えてもエサをかじられるだけだ。

エサはカメジャコしか持っていないので、これで粘るしかない。このようなケースではドバミミズを試してみたいが、エサ切れで購入できなかった。以前はミミズといえばシマミミズしか扱いがなかったが、ここ数年はドバミミズも養殖されているものがある。少々高いが、夏場に試してみたいエサだ。

釣り場周辺は微風があり、この風が虫の発生を抑えているようだ。到着後から午後8時ごろまでは虫がいなかったが、風がやむと途端にわいてきて、今年初めて蚊に刺された。刺された後のかゆみも今年初めて。これからは蚊取り線香も準備する必要があるようだ。

居食いの良型ウナギ確保

のんびりと時間が流れるが、定期的に20分間隔でエサを確認する。午後8時ごろにはエサがそのまま残るようになってしまった。今日はボウズかもしれないと考えながらエサをチェックすると、アレ、重たい?しかも重量感のある引き。もしやウナギかと慎重に巻いてくると、太めのウナギが食っていた。

ウナギ釣りで肥えた良型本命キャッチ【愛知・筏川】カメジャコエサにヒット穂先のライトを注視(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

ハリは完全にのみ込まれていたため、くわえてからある程度時間がたっていたと思われる。しかし全く引かなかった。居食いしていたのだろう。

普通はエサをくわえて自分のテリトリーに戻ろうとして引くが、仕掛けがウナギのテリトリーに投入されたため居食いになったのではないか。いずれにしても、このような完全な居食いは初めての経験だった。

それでも釣れるとうれしい。妻にメールでウナギの写真を送り釣れたことをリアルタイムで報告すると、すぐに「早くかば焼きが食べたい」とレスポンスが。ウナギは家族も喜んでくれる。

土用の丑に向けて真空パックに

午後9時までと考えていたが、釣れたので延長することに。ウナギが居食いした場所を集中的に狙ったが、エサを食いちぎられるだけでアタリにはならなかった。元々少量しか準備していなかったエサが尽きたし、仕事の後で疲労感もあったので、ここで納竿とした。

釣果は良型のウナギ1匹。完全にハリをのみ込んでいたが、元気だったので水の中に入れて生きたまま持ち帰った(泥を吐かせるため)。後日、白焼きにして真空パックに。土用の丑(うし)の日のウナギパーティーに向けて着々と準備を進めたい。

<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年5月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。