5月22日、春のアオリイカ狙いで福井県・越前方面へ。ここ最近の春イカエギングでは、本命は釣れずゲストさんばかり。同じ失敗を繰り返さないように、今回はエギのカラーも豊富に取りそろえて釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・東川久美子)
春のアオリイカエギング釣行
最近海には足を運んでいるが、春のアオリイカにはなかなかお会いすることができず、ひたすらロッドを振っていた。5月23日も釣行予定だったが、福井県・越前方面の天気予報で爆風予想が表示されだしたので、前倒しで22日にスクランブル発進してきた。
釣友も急な誘いにも関わらず付き合ってくれることに。真夜中スタートで、朝マヅメ前後が勝負だと考えての春イカエギングだ。
ポイントに到着したのが午前1時すぎ。釣り場に人はおらず、少し雨もチラチラ降っているなか、いざ勝負だ。
1投目は不発
ここ何度かの春イカエギングでは、本命は釣れずゲストさんばかりだったので、同じ失敗を繰り返さないようにエギのカラーも豊富に取りそろえた。
とにかく気合で眠い目をこすりながらの1投目。シャクシャク、ヒュンヒュン……。しばしステイからの大きくシャクって少し放置。応答はない。
そうですよね~。ここ1カ月、頑張ってシャクり続けたが、結果アオリイカは皆無。釣れていない。運はある方だとは思っていたが、ホント釣れない。
2投目で念願の本命1.9kg
最悪イカさんであれば何でもいいや!なんて思ったりしての2投目、シャクシャク、ヒュンヒュンとお決まりのサウンドジャークで自分に酔いしれていると、その瞬間は突然やってきた。
ゴン!ときた後にジィージィーッと鳴るドラグ。ようやく、ようやくのイカさんだ。また本命ではないのかなと、不安に思いながらもリールのハンドルはめちゃくちゃ重い。普段はスムーズに巻けているリールが、完全に四角形に回っている。
そんな感覚のなか、一生懸命ハンドルを回し続けて、ようやく足元まできた。ライトを照らして正体を確認。やりました~!念願の春アオリだ。丁寧に寄せてギャフ入れに見事に成功。
上げてみると、オスのアオリイカさんだった。胴長40cmで重量が1.9kgのビッグサイズ。
喜ぶばかりで記念撮影。ポーズを決めて、もう1枚もう1枚とテンションアゲアゲになってしまい、長ーい撮影タイムになってしまった。
そのタイムロスのせいか、私の日ごろの行いのせいか、それとも腕のせいなのか、明るくなるまでエギを投げ続けたが、その後反応はなかった。