2回目となる海上釣り堀釣行。この間の初挑戦での苦戦をもとに多くの事前準備を行っての再挑戦。今回は4月25日に福井県美浜町のフィッシングレインボーにお邪魔した。海上釣り堀初心者の奮闘をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター永井航)
85cmブリをキャッチ
この時点で私がマスの中では数を1番釣っており、4人程が未だボウズ。青物も青物メインと思われる方がブリを1匹釣っていたのみというのもあり、皆がラストに掛けて目の色を変えていたのに釣られ、私も最後の1匹を狙ってシラサをエサに投入。
すぐにはアタリが出なかったため置き竿にしつつ、片付けをしているとピョコピョコアタリが出ている。竿を持ち様子を見るもなかなか食い込まない。これは居食いか?と思い、試しにアワセを入れるとまるで根掛かりのようにアワセで全く動かない。これは青物だ。
調子悪めのリールのドラグフルロックでは相手ならないと言わんばかりに、走り出す魚。しかもハリスは2.5号。無理はできない。みんながラストスパートを掛けたいなか、申し訳ない気持ちで一杯だ。最初は散々に走られるも幸い足元ばかり。
海上釣り堀では初めてだが、細ハリスに大物が来るのは他の釣りでもある話。こんな時はついつい少しでも魚との距離を詰めたくなるが、急転、急ダッシュに警戒しつつ頭を釣り人側に向ける程度でOK。走られては頭をこちらに向けるを何度かやると自然と少しずつ巻けるようになる。
魚が見えたりある程度浮いてきたらあとは簡単。魚が自分から離れる時は無理に巻かず、こちら側に反転した時に巻くを意識すれば魚に空気を吸わす段階まではいけるだろう。海上釣り堀ではやりとりなかの根掛かりは基本的にないので安心だ。そんな場面で無理矢理勝負に出る以外では上記の方法が手早いと感じる。
なんとかバラしたくない気持ちと周りへの申し訳なさの攻めぎあいも、3~4分でなんとか終了。85cmブリをキャッチすることができこのまま納竿とした。
最終釣果と反省点
血抜きサービス利用後に魚を計数するとマス1匹、マダイ9匹、ブリ1匹で、2回目ながらマス内で1番釣ることができた。
全体的に渋くボウズも数人という日であった。個人的な反省や改善点も多く発見でき、有意義な釣行にすることができた。
ちなみに次までに絶対改善したいことはタモだ。今回は貸しタモを使ったが柄が太ーい木製。これがまぁ重くて扱いにくい(どこも貸しタモは重いことが多いそうだ)。情けなくもタモ入れ失敗もあり、次までには自前で用意したいとこだ。
<永井航/TSURINEWSライター>