4月3日(月)、乗っ込みクロダイを求めて千葉県の富浦方面に釣行した。当日の天気は晴れ、風も弱く絶好の釣り日和。最近クロダイの釣果がいい、富浦旧港からほど近い逢島に向かう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・澤田朝廣)
44cmの乗っ込みクロダイ手中
下げ潮が進むと、エサ取りが少なくなった。しばらくアタリがない時間が続くが、ウキの周囲にコマセをガンガン撒いて本命からのアタリを待つ。
遠投や沈み根の周囲を攻めていると、待望のアタリ。掛かった魚は、スピードこそないが重量感のある突進を見せる。ハリスが細いので慎重に止め、魚との距離を詰めていくと、海面に大きな波紋を上げながら良型クロダイが浮上。時間をかけて取り込んだのは、体高のある44cmの乗っ込みクロダイだった。
43cmのクロダイも顔出し
時合いを意識して再開。すると、ウキがスルスルと海中に消えていったので、頃合いを待って大きくアワせた。先ほど同様、重量感のある引き込みに良型を確信。竿先にグングンとクロダイ独特の感触が伝わってくる。
ゆっくりと浅瀬に誘導すると、銀ピカのきれいな姿を確認。滑る足場に注意しながら無事タモ入れしたのは、きれいな姿を43cm。
干潮近くになると、潮位が下がって釣りづらくなってきた。さらに底物狙いの釣り人が来たので、足元をきれいに洗い流してから場所交代して納竿。 これからしばらくは本格的な乗っ込みシーズン。メジナやクロダイの自己記録更新が期待できるので楽しみだ。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝廣/TSURINEWS編>
逢島