解禁日の渓流エサ釣りで28cm頭にアマゴ40匹オーバー【三重・坂本川】

解禁日の渓流エサ釣りで28cm頭にアマゴ40匹オーバー【三重・坂本川】

3月26日、毎年恒例になった三重県津市の雲出川支流坂本川の解禁に行ってきた。早めに仕事を切り上げ、小雨のなか車を走らせる。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・川鴉・石橋英之)

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渓流釣り 淡水の釣り

坂本川で渓流釣り

魚末あまごセンターで年券を購入して、昨年のポイントを見に行くが、ここは河川工事で埋まっていたため、少し下流の橋の空き地にテントを張る。

解禁日の渓流エサ釣りで28cm頭にアマゴ40匹オーバー【三重・坂本川】キャンプで豪勢な料理(提供:週刊つりニュース中部版APC・川鴉・石橋英之)

しばらくすると松井君と中里君が合流し、こちらが本命と宴会が始まった。釣り談義と焼き鳥、餃子、ステーキにぼたん鍋など宴会メニューにいつもよりお酒が進み、早めの午後9時前に就寝。時折雨が強くなり目が覚めるが、解禁前はよく眠れないのもいつものことだ。

1投目から28cmアマゴ

午前4時ごろ、目が覚めてしばらく時間をつぶし、5時に準備を済ませみんなを起こしに行く。さすが釣り師は早起き、全員がテントでコーヒーを飲んでいた。明るくなった6時前に中里君は橋下流に、松井君がすぐ上の淵に私は上流エン堤に入る。

水位は前日から降り続く雨で10cmほど上がっているが濁りもなく、気温は9度と例年に比べ高めだ。まず視認性のいいブドウムシで第1投。砂地のカケアガリに仕掛けを投入すると、すぐに穂先を押さえ込む本アタリ。いつも朝一はエサをつつくアタリで乗らないが、この日は違った。

解禁日の渓流エサ釣りで28cm頭にアマゴ40匹オーバー【三重・坂本川】坂本川で28cmアマゴキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・川鴉・石橋英之)

アワせると重量感があり、底に潜ろうとする引きを楽しんでタモに収まったのは、28cmの放流物だ。ここの放流魚はヒレも擦れておらず、朱点も本当にきれいだ。

エサを変えて2投目、数匹の魚がエサを追ってくるのが見える。やはり活性は高いようで、目印に飛びついてくる魚もいる。

すぐに20cm前後の放流物を追加するが、活発にエサを追った魚はすぐに見えなくなる。エサをイクラに変えて今度は深場を狙うが、こちらはゆっくり流さないと掛からない感じだ。オモリを1号からBに替えて、仕掛けを張って止めを意識すると、パターンが合ってきた。

天然物も顔出し

その後は深場を狙うと、放流物と12~18cmの天然物も交じる。そして100mほど下流に移動。下流の淵には先行者が入っていたため、すぐ上の平瀬に入る。ブドウムシで流すと、上流と同じく数匹の魚がエサを追ってきた。しかし魚が反転してもうまく乗らない。

いることが分かれば同じように仕掛けを張って流すと、すぐに結果が出て目印が止まる。ここの魚は少し小ぶりで18cm前後が掛かるが、例年に比べハリ掛かりが悪く感じる。1カ所で粘らずブドウムシでやる気のある魚を確認し、いれば粘って釣るパターンでポイントを変えて狙っていく。

解禁日の渓流エサ釣りで28cm頭にアマゴ40匹オーバー【三重・坂本川】坂本川の天然アマゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・川鴉・石橋英之)

瀬ではリリースサイズの天然物が元気よく掛ってくる。うれしいことだが、この日は放流魚狙いのため放流魚を探して上流に移動する。石裏やたるみでは上流で放流されたものが流れてきたのか、単発で追加できる。

解禁日の渓流エサ釣りで28cm頭にアマゴ40匹オーバー【三重・坂本川】雨天の坂本川で渓流釣り(提供:週刊つりニュース中部版APC・川鴉・石橋英之)

9時前に雨が強くなってきた。橋までくると、中里君と松井君はひと足先にテントからこちらに手を振っている。橋直下にブドウムシを入れると、ピックアップ寸前に3匹ほどエサを追ってくるのが見えた。イクラに変え1匹追加して上っていく。

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