5kg級の大型マダイも浮上
10時くらいに船長があわててタモを用意して白垣さんの所へ行き、海面に上がって来た魚をすくう。見ると5kg級のマダイで、腹パンで産卵間近の様子。チヌの場合は山桜が咲くころが産卵のピークになるがマダイも同じかな?イサキもひと潮ごとに沖ノ島周辺の浅瀬の潮通しのいい所に集まりだしているようで、今回は30~35cm級が釣れた。
10時をすぎたころ船尾が騒がしくなり、見ると岩倉さんのサオが曲がっている。長坂さんがタモですくったのは、これも5kg級のマダイだ。白垣さんにも再び5kg級のマダイが釣れる。
私も仕掛けを入れてイトフケを取り、まきエサを振りだすとサオ先が「グン」と重くなるアタリ。仕掛けイトは5号で無理をすると切られるので、リールの巻き上げを調整。上がって来たのは5kg級のマダイだった。
最終釣果と今後の展望
今回大物のマダイは産卵が近いのか腹パンが多く、1kg前後では腹パンになっていない。釣果はイサキが1人平均16尾でクロ、マダイほか交じった。
イサキはこれから数釣りができ、マダイも産卵前の荒食いをするのでこれも期待でき、クロも当分は釣れ続くと思う。
<週刊つりニュース西部版APC・飛高宏佳/TSURINEWS編>
明生丸
明生丸は、長年玄界灘の漁場を走り回り、漁をこなしてきた経験と知識をフル活用して、長さのある安定したこの船で皆様を楽しい釣りをご案内しております。漁をしておりますので、遊漁使用ではありませんが、船の定期点検・整備は欠かさず行っておりますので、ご安心下さい。