滋賀県のとある支流に渓流ルアー釣行に出かけた筆者。100均ルアーで1投目からアマゴがヒット。その後もミノーで連発して2桁釣果となった模様をレポート。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター落合浩大）
渓流ルアー釣行へ
桜が満開を迎えた4月上旬。私は滋賀県を流れるとある支流へと足を運んだ。今回訪れた支流は初めての場所。前日に衛星写真を見ながら、入渓地点などの確認をし準備万端で現地へ。
渓流の水苔（提供：TSURINEWSライター落合浩大）自宅を出て車を走らせること2時間半。午前5時半には現地へと到着。車を停め外へ出ると吐く息も白く、まだまだ山は寒いなと実感。既に周囲は明るく、見渡す限り深い緑に覆われていて秘境感たっぷりの場所だ。自然の匂いを感じながら、ワクワクしながら準備をする。
準備の最後にバックパックを背負い、バックパックに取り付けた熊避けの鈴が周囲に響く。さあ、この鈴を合図に冒険の始まりだ。入渓ポイントの目の前に良さそうな淵を発見。
100均のスプーンにアマゴ
スプーンをセットしアップにキャスト。流れより少し早く巻く。何と一投目でヒット。サイズは小さいが嬉しい一尾はアマゴ。ちなみにこのスプーンは100円均一ショップで購入したもの。
100均のスプーンでアマゴキャッチ（提供：TSURINEWSライター落合浩大）私はショアからサゴシ、サワラ、太刀魚等をジグで狙う時は100円ショップのジグに絶大な信頼を寄せている。スプリットリング、フックは交換して使っているのだが、コスパも良く普通に釣れる。
だからこそこのスプーンを見つけた時に、これを最初に使って釣るぞ！と思っていた。それが一投目にして釣果が出たため、嬉しい一尾となった。
※スプーンはスプリットリング、フックは純正をそのまま使用
ミノーで3連続ヒット
今度は同じスプーンで瀬を攻めてみる。すると、流れがよれているポイントで陰から良型のアマゴが飛び出してきてヒット。20cm程の個体であった。その後は大好きなミノーへと変更。
渓流ルアーでアマゴキャッチ（提供：TSURINEWSライター落合浩大）何と淵で魚が連発。3連続ヒット。相当魚の活性が高いのだろう。ミノーをアップに投げ、巻きスピードはゆっくりめで少し激しめにトゥイッチを加える。このやり方が当たったようだ。3匹のうち2匹は20cm前後の良型。
最終釣果
さらには、草木がおおい茂っているポイントへ上からドリフトで流し込み、ここだ！という場所でアクションさせ、狙い通りのヒットに持ち込むなど、相当楽しめた。
魚が沢山釣れたぶん、色々な角度から魚達を一眼レフに収めることができた。釣りとカメラは切っても切れない関係性だなと実感。
渓流ルアーでアマゴキャッチ（提供：TSURINEWSライター落合浩大）最終的には5時半から11時までの釣行で、12匹のアマゴをキャッチ。サイズも数も含め、渓流釣りを一年やってきて過去最高の釣果であった。
陽が当たる場所がアタリ
今回早朝に関しては、水温も気温も低かったことから、釣れそうなポイントは全部、太陽の光が当たっている場所でのヒットばかり。日が当たっていない場所は、釣れそうなポイントであっても魚の反応は皆無。それらは今回の釣行での新しい発見であった。
