2月下旬、釣り仲間と一緒にプチ釣り旅行を計画しました。ターゲットは、シーズン終盤になりつつある「クロ」です。今年の大分のクロはご機嫌が悪いのか、移動場所に変化が生じたのかなかなか顔を見るのが難しいシーズンです。そんな中でも大分県の蒲江は魚影の濃さで知られており、サイズは望めないかもしれないけどとりあえず～クロを釣りたいねということで計画を立てました。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター藤本みどり）
藤本みどり
フカセ釣りに魅了され、１年中元気に釣りに出掛けています☆自然の中で四季を感じながら、日々コツコツ楽しく学んでいます。【釣研スペシャルスタッフ／釣まんフィールドテスター】
「ヒラバエ」へ渡礁
渡船は、大和丸さんにお世話になりまして、蒲江の三つ子「ヒラバエ」に釣り仲間と上がりました。この磯場は釣座は低く、ウネリがあると上礁するのは難しいのですが、凪だととても釣りやすい場所です。
大和丸で渡船（提供：TSURINEWSライター藤本みどり）また磯場の上の方に登っていくと、平らで広い場所があるので瀬泊りにも適しています。現在も瀬泊りの方も多くいらっしゃるようです。
クロ高活性
6時に出船し、周りがよく見えるようになるとみなさんそろって竿出しです。初っ端からクロの活性が高く、足の裏サイズのクロがよく釣れます。
沖磯でフカセ釣り（提供：TSURINEWSライター藤本みどり）ここで、まきエサと仕掛けを少しずらして釣りをしてみると、お持ち帰り用のサイズアップのクロ30cmが交ざるようになりました。
周囲でも連発
釣るポイントを少しずつ変えてみたり、タナを深く探ってみたりと様々な工夫をして釣っていきます。いつも誰かの竿が曲がっているような、数釣りを楽しみます。やはり、三つ子はクロの数が多いですね。
沖磯でメジナ手中（提供：TSURINEWSライター藤本みどり）40cmクロ登場
潮が左流れになり、満ちの頃になりました。夕マヅメの時間と重なり、良型がくるのではないかと期待が膨らみます。釣研のエキスパートUEの浮きを使って遠投をして、ラインの変化を見逃さないように集中です。
沖磯でフカセ釣り（提供：TSURINEWSライター藤本みどり）すると、ふわりとたるみのあったラインが真っ直ぐに伸びました。バシッと合わせると、なかなかの重量感です。魚との距離を徐々に縮めていきます。磯際まで寄せてくると、最後の抵抗を何度も見せる魚。ふわりと浮いてきたのは、40cmのクロでした。やった～！！と思わず声がもれました。
周囲でも良型登場
同じタイミングで、角田師匠の竿が大きな弧を描きました。竿の曲がりから良型の魚だと確信です。力強いやりとりで浮かせたクロはこちらも良型43cmのクロでした。お見事です！
沖磯でメジナ手中（提供：TSURINEWSライター藤本みどり）角田師匠は手際の良さで、貴重なチャンスタイムにもう1枚追加となりました。
