意外と知らない【魚種ごとの産卵数】 最も多いのはマンボウ類で最も少ないのは?

意外と知らない【魚種ごとの産卵数】 最も多いのはマンボウ類で最も少ないのは?

サカナの魚卵は多くの卵が集まったのもが多いです。しかしこれはいったい何粒あるのでしょうか?調べてみました。

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)

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サカナ研究所 その他

一番数の多い卵と少ない卵は?

産卵数はサカナによってまちまちですが、ここで産卵数のトップとワーストを見ていきましょう。

トップ

トップは有名な話になってしまいますが、マンボウ類のサカナでその産卵数は約1~2億個と言われています。

マンボウの卵は浮遊性ですぐに他のサカナに食べられてしまいます。ですが、数億の中から一匹でも生き残れば、他のサカナから襲われにくい大きな体となり、いずれまた数億の卵を産むようになります。

マンボウは質より量で勝負するタイプのサカナと言えます。

ワースト

反対に産卵数のワーストはシーラカンス類だと言われています。実際に確認されている訳ではありませんがその数は数十個くらいだと考えられています。

また確認されているサカナだとワーストはサメ類になり、こちらも数十個~数百個程度です。

卵の多さ、少なさについては、その種の強さに由来するという説が最も有力ですが、産卵形態によっても変動すると言われています。

<近藤 俊/サカナ研究所>