地域にもよりますがルアーのライトゲームでカサゴは非常に付き合いの良い魚です。カサゴは大きくなると稀に40㎝を超えるものもいるようですが陸っぱりからではなかなかそのようなサイズは釣れません。尺越えでさえなかなか釣れないものです。しかし尺サイズは陸っぱりの根魚好きにとってロマンです。そこで今回は大きいカサゴをゲットするためには大きめワームが有効だというそんなお話です。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター アングラー「K」）
最近のライトゲームは小型ワームが主流
私も数年前までは2inchまでのワームを中心に使うことが多かったように思います。その理由は簡単です。手堅く確実に魚が釣れるからです。釣り人は魚が釣れたルアーに信頼を置きます。ですからそのワームが釣れると分かると、どうしてもそれに似たようなサイズのワームを使ってしまいます。
良型カサゴ（提供：TSURINEWSライター アングラー「K」）しかし実は小さいワームは中・小型が多く大型は出にくいのです。魚の気持ちになって考えてみても少ない動きで効果的に大量の餌を食べたいですよね。それが実は小さなワームではなく大きなワームなのです。ですから状況に応じてワームの大小をチェンジしていくことが大型カサゴをゲットするために非常に有効なのです。
大型ワーム使用のきっかけ
数年前のことです。その日は、中・小型カサゴがポンポン釣れていました。魚の活性が高かったので、さすがに同じワームを使うのに飽きてきて「これだけ魚の活性が高かったらどんなワームでも食うんじゃない？」と、考えました。
ワームで釣りあげたカサゴ（提供：TSURINEWSライター アングラー「K」）冒険してワームを大きくしてみたところ、今までその場所で釣ったことがない大物が釣れるようになったのです。そのときは最大4inch以上のワームまで食ってきました。
皆さんも知っての通りカサゴはフィッシュイーターです。そのためカサゴが捕食しているベイトのサイズに合わせたサイズのワームがとても有効でありその標準サイズを3inch程度だと考えているのです。
それから私はテストワームこそ2inch程度のワームを使用しますが、カサゴの活性が上がったタイミングでは3inch程度のワームを使用するようになりました。
大きめワームの使いどころ
カサゴは夜行性です。したがって日中の活性は低いことが多いです。しかし夜が近づくにつれて次第に捕食のスイッチが入ってきます。そこで日没や潮の動き、魚のバイトの様子（貪欲なバイト、ワーム丸呑み）からカサゴにスイッチが入ったと判断したら大きめワームにチェンジすると良いと思います。
良型カサゴ（提供：TSURINEWSライター アングラー「K」）始めから大きめワームを使うことも考えられますが、活性が低いときに切り札を見せすぎるといざ活性が高くなったときにそれにスレてしまっていることも考えられますので注意をしてください。
