昨年から始まったコウイカ釣り。愛知県・南知多町片名港のコウイカ専門船の忠栄丸では、今年に入り船中30匹とか40匹の日もある。病みつきリピーター続出中のニュースに「ひょっとしたら…」と期待して3月8日に予約を入れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大橋浩)
片名港・忠栄丸からコウイカ釣りへ
午前5時ごろ片名港の駐車場に到着すると、西の空に「ワームムーン(3月の満月)」が輝いていた。いいことあるかも。
午前5時50分から受付が始まり、続く釣り座抽選で私は左舷トモに決定。釣り座で仕掛けをセットしていると、片名港の東側から太陽が昇る。楽しい釣りをお願いし、6時30分に出船した。
コウイカの基本的な釣り方
航程30分ほどで伊良湖沖の流し釣りポイントに到着。快晴、微風、波高0.5mのベストコンディションだ。
山下船長から「水深54m、底をオモリでトントンと移動させながら時々空アワセを入れてください」とアナウンスが入る。他にもアワせた瞬間に重さを感じたらリールをゆっくり巻く、イカをタモ取りするまで気を抜かないようにとアドバイスがあった。
早々にファーストヒット
一斉に投入。ラインがミヨシからトモへゆっくり流れているので、隣の人のラインを見ながら途中でストップを入れて着底させる。次にオモリをトントンしながら15秒間隔で空アワセを入れるが不発。
右舷側で続けて上がっていると船内アナウンスがあり、やがてミヨシでもタモ取り。大トモの2人もキャッチした。
しばらくすると周辺に船が集まってきた。ここが最近のポイントのようだ。午前8時ごろの潮の動きだしで、しゃくってガツンの衝撃。「やったー」と声が出た。あとは慌てずゆっくりリールを巻くだけ。
「外れるな、外れるな」と祈りながら巻き続け、侑記君の差し出すタモへ誘導した。やりました!! 久しぶりの釣行でうれしかった。