今年も常磐沖にヤリイカの群れが到来。水深70m前後の浅いポイントで順調に釣れだしました。日によって高不調の波はあるものの、各船宿HPによると、3月に入り早くもサイズは良型がそろってきたようです。筆者も早速出かけてきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
船中連発も
船は1時間程走って、右前方に鹿島工業地帯の赤白の煙突や風車が見える所までやってきました。そしてその沖に形成されていた船団に混じります。船はスローダウンし投入の合図。入れ乗り、とはいかないまでも、ようやく船中の釣り客に笑顔がちらほら見られるようになりました。浮きスッテ使用の筆者もポツポツ。
この日は12トンの船に片舷7名、計14名ということで、お祭りも少々交えつつ、遠いポイントまできてしまったということで、11時40分、とちょっと早めに納竿のアナウンス。もうちょっと早くこの群れを見つけられれば、と思いつつも、逆に最後の最後でしっかり今晩のおかず確保が叶ったことに感謝。浅場のヤリイカ釣り、まずまず楽しめました。
最終結果
20センチちょいのメスも1匹混じりましたが、それ以外は30センチクラス計7匹。パラソル級こそ混じりませんでしたが、渋い状況の中、何とかお土産確保することができました。船宿によると、この日のトップは17匹。
ゲストには大サバ、ホウボウ、メバルと、この海域ならではの魚達が混じったようでした。因みに1週間前はトップ40~50匹とのことで、この日は正に谷間でしたね(汗)。状況を見つつ、再挑戦を検討しようと思います。
那珂湊おさかな市場
那珂湊と言えば、「那珂湊おさかな市場」があまりにも有名。休日には駐車場渋滞ができ、1時間以上待つこともざら。そんなおさかな市場まで、徒歩3分程度の駐車スペースに車をとめているとあっては行かない手はありません。しかも、持参したクーラーボックスの空き容量は十二分。
帰港直前、船長に「市場寄っていきたいので車をしばらく泊めておきます」と一言。第一希望のアンコウは既になくなっていたものの、第二希望(家族希望)のタチウオを購入。「皮に傷あり」ということで、2匹1000円。しかも脂ノリノリのドラゴン級。釣ったヤリイカとあわせて良いお土産になりました
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>