オキメバル釣りで35cm頭にトップ16尾【茨城・釣友丸】サバの短冊にヒット

オキメバル釣りで35cm頭にトップ16尾【茨城・釣友丸】サバの短冊にヒット

茨城県日立市・久慈漁港の釣友丸でオキメバル(春告魚)を狙った。当日の釣果は25~35cmのオキメバルを9~16尾、そしてゲストにアマダイ、キントキ、アジ、サバなどが顔を見せる多彩な釣行となった。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

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釣友丸でオキメバル釣り

春の息吹を先取りしようと2月22日(水)、茨城日立港久慈漁港の釣友丸を訪れ、オキメバル(春告魚)を狙った。

オキメバル釣りで35cm頭にトップ16尾【茨城・釣友丸】サバの短冊にヒット久慈漁港略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

4時30分、船の後方で受け付けが始まる。予約順に名前が呼ばれ、乗船料を支払って釣り座が決まると、ヒラメは1号船へ、メバルは2号船へと分かれて乗り込んでいく。私が2号船の胴の間に入ると、間もなく出船。まだ暗い岸壁を離れた。

舵を操るのは若林若船長。新進気鋭ながらも経験豊かで心強い味方だ。海岸線を沿って連なり、チカチカ輝く町の灯りを眺めながら北上。航程30分で最初のポイントに到着。

オキメバルタックル

天候は晴れ。北西風が残っていて少し波高だが、次第に収まる予報なので希望は持てる。潮回りの間に、船で支給されたサバの短冊をすべてのハリにチョン掛けして準備完了。

オキメバル釣りで35cm頭にトップ16尾【茨城・釣友丸】サバの短冊にヒット茨城オキメバルタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

やがて反応をとらえると軽く制動がかかり、「はい、いいですよ、水深は58mです」とスタートの合図。仕掛けを吹き流し状態にして、オモリを前方へポイと投げ入れる。オモリが着底したら1m上げて底を切り、竿をホルダーに掛けてアタリを待つ。

海底は平坦ではなく、起伏に富んでいる。そのため、常に竿先を注視しておくことが肝要。オモリがコンと底を打ったら、少しリールを巻いて底を切る。そのまま放置していると、根掛かりしてしまうからだ。

朝日とともにポツポツとアタリ

船長はアタリがないと、すぐ次のポイントへと移動する。水平線に見事な朝日が顔を出したころ、船中でポツポツとアタリが出始めた。

左舷トモの宮澤さんは良型ウスメバルで片目が開くと、「シーズンインを楽しみに出かけて来ました。メバルと対面でき、懐かしい気分ですよ」とニッコリ。

オキメバル釣りで35cm頭にトップ16尾【茨城・釣友丸】サバの短冊にヒット宮澤さんは 3点掛け(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

右舷トモの荒川さんの穂先も叩かれている。巻き上げに入ると、こちらは同魚の3点掛け。次々にメバルが取り込まれていくのに、私の竿先は一向に変化なし。

オキメバル釣りで35cm頭にトップ16尾【茨城・釣友丸】サバの短冊にヒット荒川さんは本命にニンマリ(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

大型ウスメバルを筆頭にトリプル

船長は、ここぞと思うポイントを探ってくれる。80mダチのポイントに入って間もなく、右舷ミヨシで竿を振る日向野吉位さんにアタリが到来。長竿が小気味よい円狐を描き、穂先がリズミカルに弾んでいる。やがて上がってきたのは、大型ウスメバルを筆頭にトリプル。

オキメバル釣りで35cm頭にトップ16尾【茨城・釣友丸】サバの短冊にヒット日向野さんはトリプル(提供:週刊つりニュース関東版APC・大村隆)

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