静岡県菊川市にある七曲の池が、ひと足早く春を迎えそうな雰囲気だ。現状でも共エサで数釣りが期待できるので、これから水温が上昇すれば宙釣りでも両ダンゴで楽しめるようになる。よほどのことがない限り長竿は必要ないので、ウキも見やすくアタリも取りやすい。ヘタな管理釣り場へ行くよりも、よほどアタリをもらえるので少しばかり遠征をしてみてはいかがだろうか。それに静岡は暖かい!
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース 熊谷充)
釣り方とエサ
七曲の池の釣り方とエサを解説しよう。
宙釣り
関東よりも1月ほど季節を先取りした感覚がマッチするかもしれない。混雑状況にもよるが、基本は両グルテンで日中の水温が上がった時間帯なら両ダンゴでも狙える。ただしロコアングラーはセットの人が多いので、セットマンに挟まれたらウキの立ち位置を変えるか、セット釣りに切り替えたほうが無難かもしれない。
竿はポイントに関係なく8~13尺。タナは1本半前後から探り、やや上ずり気味で釣るとアタリが続きやすい。よほど魚のタナが高ければセミカッツケでもいいだろう。
底釣り
竿10~18尺でエサは両ダンゴ。問題は底質だ。エン堤なら、ほぼ気にせず釣りができるが、他のエリアでは草が残っていたり掛かりがあったりと、なかなかいい底を探すのが難しい。またカケアガリの途中になりやすいので、フラットな底面は期待薄。
いい底が見つかれば、ナジんで戻してツンの釣りを目指せばいい。しかし、そうでない場合は、いい底を探すか、さもなくば底をギリギリ切るとか、下バリだけ底に着くようないわゆる何ちゃって底釣りのほうが釣りのリズムは作りやすい。
七曲の池
入入釣料:無料。釣り台必携。キャリーカート用意
<週刊へらニュース 熊谷充/TSURINEWS編>