2/6(月)、ホームグラウンドの清水港でクロダイフカセ釣行をしました。当日は筆者の誕生日で、記念のバースデークロダイに期待です。今回は、直近で釣果が得られた深場のポイントで竿を出すことにしました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)
まずは情報収集から
釣り場に到着するとサビキ釣りをしていた常連さんと入れ替わりに。話を聞いてみると、どうやら前日までの2日間でフカセ釣りの方が入っていたようで、エサがたくさん撒かれて魚が寄っているかもしれないと期待が持てる情報をもらいました。
状況次第で他のポイントへの移動も検討していた分、場所を選定する上でとてもありがたい情報です。
当日のタックルとエサ
岸壁下に空洞があり魚が逃げ込もうとするため、普段は1号以上のロッドを使うポイントです。今回は敢えて0号の柔らかいロッドで挑戦し、やり取りの方法次第で対応できるかどうか検証してみます。エサは実績の高いコーンを多めに用意しました。
ロッド:がま磯アルデナ0-53
リール:インパルト2500SH-LBD
ウキ:00号※全遊動
道糸:PEライン0.8号&ナイロンライン1.5号(中ハリス・約9m程度)※途中でナイロン1.5のみに変更
ハリス:フロロカーボンライン1.5号
針:チヌ3号
オモリ:G5を段打ち(G2相当)~G3
さしエサ
生オキアミ(まきエサから拾ったもの)
加工オキアミ
スイートコーン
一定ペースでまきエサを撒く
釣り開始直後は向かい風と二枚潮で釣りにくい状況。PEラインの道糸で遠投気味に広範囲を探ります。上層は沖へ滑り、中層より下は手前に当ててくるこのポイントではお馴染みの流れです。
最初の2時間はエサ取りの反応も薄く静かな時間が流れます。このような場合でもまきエサを撒くペースだけは一定に保つのがポイントです。冬場はエサ取りの反応も少なく、仕掛けの回収頻度が下がりやすいためにまきエサを撒く頻度が無意識に空いてしまうことも。まきエサのペースが落ちて魚が寄りにくくなる悪循環に陥るため要注意です。
しばらくすると風が落ちつき、このタイミングでスプールを交換。PEラインの道糸からナイロンラインに変更して仕切り直します。
群れ回遊でクロダイ4連発
正午過ぎになると、まきエサの周りに大きなボラが数匹寄ってくるようになりました。寄りすぎると厄介なボラも時合の到来や潮の変化を教えてくれる手がかりになります。
集中力を高めて底周辺をコーンで流していると、待望のアタリが訪れました。0号のロッドが大きく弧を描き嬉しい1枚目のクロダイをキャッチ。小さなマダイを挟み、ここから怒濤の4連続ヒット。
どうやら運良く群れが回ってきたようで中層でヒットしたクロダイもいました。厳しい状況が続いていただけにこれだけ釣れると嬉しさも格別です。