常磐沖のヤリイカの季節がやってきた。茨城の各港では、1月中旬ごろから専門に狙う船宿が出始めており、本格化の兆しに。波崎新港の丸天丸でも25日から開始とのこと。そこで、1月30日(月)に乗船取材した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)
パラソル級交え順調
10時半を回ると船は大きく移動し、ポツポツ拾い釣りで各々が数を伸ばしていく。ときおり雹(ひょう)が降るなど、冷え込んでくると、軽食のカップラーメンが配布され、ホッとひと息。
船長の知り合いで左舷胴の間の弓立泰裕さん(神栖市)は、今回が初めてのヤリイカ釣り。レンタルタックルで挑んでいる。船長から手ほどきを受けながらパラソル級を手に笑顔。船長も左舷胴の間で竿を出してサポートしながら土産を確保していた。
新鮮なヤリイカをお土産に
11時40分に沖上がり。船中釣果は54cm頭に18~32尾、次頭は25尾でゲストにアジ、サバが交じった。
他港からの船も集結している同海域では、今後ヤリイカはトップシーズンに。同宿では、ヤリイカとアカムツをメインに狙っていくという。
釣れたヤリイカは、船長に頼めばエアを入れて活かしたまま持ち帰られるサービスもあり(要TEL確認、有料)。当日は船長の釣ったイカを活きたまま土産にいただき、刺し身で食した。甘くて歯ごたえのある身で、とても美味。ありがとうございます。
いよいよ本格化した常磐沖のヤリイカ釣り。レンタルタックルもあるので、初めての人もぜひ挑戦してみてほしい。
<週刊つりニュース関東版 岩下和弘/TSURINEWS編>