1月14日に三重県・紀北町引本浦の海上釣り堀・貞丸へ釣行してきた。貞丸では自家養殖でおいしいと評判のマダイ、マハタに加え、ジャンボシマアジも放流中。好釣果を期待したいが、当日の天候は冬の釣りにはつらい終日雨予報。あまり降らないことを祈りながら、イケスへ渡った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸)
青物放流でジャンボシマアジ
しばらくすると、青物の放流。放流で朝から姿が見えなかった青物の活性が一気に上がる。私もカツオの切り身で底付近を狙うと、ゴツゴツというアタリの後に穂先が大きく入って青物ヒット。ワラサを釣ることができた。このタイミングで天野さんにはマハタがヒット。青物以外の活性も上がったようだ。
対面の青木君もワラサをヒットさせ、イケス全体で数匹の青物が上がったところで、天野さんが青コール。サイズがいいのかなかなか姿を見せない。私もタモを持って隣でスタンバイ。
魚が浮いてきた。体高のある青物だなと思いつつ、タイミングを計ってタモですくう。タモに収まった魚を見ると、なんとヒットしていたのはジャンボシマアジ。長年釣り堀に通っているが、こんなサイズのシマアジは初めてだ。8号ハリスでカツオの切り身で、仕掛け投入直後にヒットしたとのことだった。
最終釣果
活性が落ち着くと再び反応がなくなる。この日は活性の高低が明確に出る日のようだ。なかなか反応がないなか、森君にマダイがヒットしたが、私は反応がなく終了となった。
当日の私の釣果はワラサ1匹、マダイ9匹の10匹の釣果。放流時にうまく釣果を稼ぎ、どうにか2ケタ釣果となった。全体でもジャンボシマアジ、マハタも登場し、悪天候のなかだったがまずまずの釣果となった。皆さんも貞丸でジャンボシマアジをはじめとする高級魚を狙ってみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース中部版APC・桑原一幸/TSURINEWS編>