管理釣り場ルアー釣行で用意すべきスプーンの種類と枚数 1日なら最低40枚必要?

管理釣り場ルアー釣行で用意すべきスプーンの種類と枚数 1日なら最低40枚必要?

ルアーでニジマスを釣り上げるエリアトラウト。メインルアーとして使われる「スプーン」は、使う状況によって釣果が大きくかわる奥の深いルアーです。今回は、エリアトラウトを始めたい方に向けて、揃えておくべきスプーンの種類について解説します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤田浩平)

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藤田浩平

コスパ重視で釣りを楽しむ電車釣行アングラーです。使う竿はすべてパックロッド。淡水メインで釣りをしています。

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トラウト ルアー&フライ

エリアトラウト釣りのスプーン

ニジマスは視覚がそこまでよくはないものの、色覚と薄明視(暗い状況で物を見る力)が人間よりも優れていると言われています。活性や天候によって興味を示すルアーがコロコロとかわる魚なので、スプーンで釣るには、バリエーション豊かなスプーンを用意しておく必要があるのです。

エリアトラウトで釣果を上げるためには、状況に合ったスプーンを選ぶことが重要です。今回は、どのようなスプーンを管理釣り場に持ち込めばいいか解説していきます。

魚の活性に合わせて使い分けよう

エリアトラウトでは、魚の活性でスプーンを使い分けるのがセオリーです。カテゴリーを大きく分けると「放流直後」「高活性」「中活性」「低活性」の4つに分類できます。釣り場の状態を素早く見極めて、当たりルアーを見つけ出すことがエリアトラウトの醍醐味のひとつ。まずは重さとカラーの違いで使い分けるのがおすすめです。

1.8~2.4gのスプーン(放流直後)

こちらのスプーンは、ルアーをみたことがないフレッシュな魚を効率よく釣っていくのに使用します。大きなシルエットと派手なカラーでアピール力が高く、手返しよく放流魚を釣るのに有効です。アピール力の高いルアーはスレるのも早いため、アタリがなくなったら別のスプーンにチェンジしましょう。

管理釣り場ルアー釣行で用意すべきスプーンの種類と枚数 1日なら最低40枚必要?放流直後のスプーン(提供:TSURINEWSライター藤田浩平)

カラーの一例

赤×金カラー
オレンジ×金カラー
金単色カラー
黒×金カラー

1.6~1.8gのスプーン(放流セカンド~高活性)

こちらのスプーンは重さがあるため、遠投ができて広範囲を探れます。その日の魚のコンディションを探るのはもちろん、放流直後に使うスプーンでアタリが無くなったときに、まだ釣られていない放流魚の残りを釣るときに投入しても効果的です。カラーは、放流直後に使うスプーンに比べて、アピール力を少し下げたカラーパターンを揃えておくのが一般的です。

管理釣り場ルアー釣行で用意すべきスプーンの種類と枚数 1日なら最低40枚必要?放流セカンド~高活性(提供:TSURINEWSライター藤田浩平)

カラーの一例

オレンジ×黒カラー
青×銀カラー
黄色×黒カラー
蛍光ピンクカラー

1.2g~1.5gのスプーン(高~中活性)

早い動きのスプーンでアタリが出なくなったときは、こちらの重さのスプーン使ってみましょう。前述したスプーンに比べて、少しゆっくり引いてこられるため、速い動きのルアーに追いついてこない魚も釣り上げられます。

管理釣り場ルアー釣行で用意すべきスプーンの種類と枚数 1日なら最低40枚必要?高~中活性(提供:TSURINEWSライター藤田浩平)

カラーの一例

からし色
ピンク
白×銀カラー

0.5g~1.0gのマイクロスプーン(中活性~低活性)

こちらのスプーンは、魚が積極的にルアーを追わない低活性時に使います。スプーンが泳ぐか泳がないかギリギリの速度でゆっくり引いて誘いましょう。重さが軽く短い距離しか投げられませんが、スレた魚を釣り上げるためにスプーンワレットに忍ばせておきたいところです。

管理釣り場ルアー釣行で用意すべきスプーンの種類と枚数 1日なら最低40枚必要?中活性~低活性(提供:TSURINEWSライター藤田浩平)

カラーの一例

ベージュ
ブラウン
オリーブ

次のページで最低持って行くべきスプーンの枚数を紹介