いよいよ寒い冬がやってきた。水温も下がり狙える釣り物が少なくなる季節だ。比較的低水温を好むマスたちは真冬でも狙うことができる貴重なターゲット。今回は静岡県・浜松市の天竜川ルアーフライ専用区に出かけてきた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本敏隆)
66cmニジマス登場
数匹の中型を追加したところで、大型を狙い始める。ルアーをテッペンスプーン4gにチェンジ。ルアーのシルエットを大きくし、遠投して広く探っていく。するとすぐにヒット!しかも狙い通りの大型だ。ゆっくりゆっくりと寄せてくる。足下まで来てもガンガン走り回って抵抗する。楽しい!
無事ランディング成功。サイズを測ると66cm。横で見ていた漁協の人は「いい型だねえ」「でももう一回り大きいのが入っとるよ」とのこと。写真撮影をして魚をリリースすると、すぐに次を狙う。
ミュー2.8gオレ金、チライ5.5g赤金やピュア5g金鮎が活躍し、大型を連発していく。どの魚も丸々と太った重量感たっぷりの魚ばかりだ。そんな奴が豪快にジャンプしたりして大暴れするのだから、楽しすぎる。
プラグで大型連続ヒット
魚がすれてスプーンに反応がなくなってくるとプラグの出番。スプーンよりゆっくりと誘えるのがメリットだ。まずは目の前の瀬の中をバフェット43S赤金で攻めていく。するとビンゴ!次々にヒットしてくる。
しかし60オーバーをキャッチした次のヒットでアワセ切れ。ラインチェックを怠ってしまった私のミスだ。すぐにリーダーを結び直し、今度はマイティーペッパー35S をキャスト。すると足下までチェイスしてきた大型がゆっくりとルアーをくわえた。またまた60オーバーだ。怖いくらい思い通りにいく。
最終釣果
夕マヅメまでがんばって合計18匹。そのうち60オーバーが6匹、60弱が1匹、40前後の中型が10匹に小型は1匹のみだった。こんなに調子よく大型が釣れたのは初めてかもしれない。
天竜川(中島)は以前と比べると水深が少し浅くなった。1~1.5mの流れを攻略するために3~5gくらいのスプーンとほどよく潜ってくれるミノーやシャッドなどを持って出かけてみよう。きっと思い出の1匹が手にできるはずだ。
<杉本敏隆/TSURINEWSライター>