釣りにおいてついつい意識してしまうのが竿頭。今回はワカサギ釣り上級者の著者が竿頭100回を達成したので、その軌跡を振り返りたい。今回はメモリアルな初めての竿頭までとちょうど半分の50回までの道のりをお届けする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
ワカサギ釣り束頭とは
そもそもワカサギ束頭とは単純にワカサギ釣りで「竿頭を100回獲る」ということである。とはいえ私も束頭を達成するに費やした時間は8シーズン掛かった。ちなみに束頭達成時の「総釣行回数149回年平均18.6回釣行」という数字の中である。筆者的年間釣行回数は「リーマンサギ釣師」としては少ないほうであるが満足感は非常に大きかった。
ワカサギ釣り竿頭とは
ちなみに竿頭というのは、釣行した湖で当日1番ワカサギを釣った者に与えられる称号である。その際に竿頭獲得した船宿HPに写真・名前・釣果などが掲載される。もちろん船宿によってHPナシの釣り場もあったりするが、現在は『数だけでなく重量も計測してくれる』ところが普通になりつつある(重量が伴うことは船宿釣果報告として最重要)。なので、数釣師にとってはこれ以上なく嬉しい称号となるのである。
サオ頭1回目獲得まで
2013年12月30日に筆者ははじめて浦山ダム(さくら湖)に当時の同僚仲間5人で釣行する。全員安打で帰宅してフライにすると美味くて興味を持つ。その後宮沢湖FA(現在は閉鎖)にて同僚と釣行を重ねていく。
手巻きタックルでボート釣りを遊び感覚で楽しんでいたが、2014~2015シーズンになると、フル装備ワカサギ師(電動2刀流+魚探所持)が増えていき、同地竿頭ステッカーを私も獲得したいと徐々にハマりだす。そして魚探ナシで挑んだ釣行で、フル装備ワカサギ師達を抑えて竿頭ゲットしたのが2015年1月12日だ。
1.竿頭2回目~10回目
その後は調子に乗り宮沢湖FAにて桟橋・ドームで竿頭を獲得して、翌シーズンは山中湖へ進出。ようやく魚探を購入して数回は見方も分からず貧果であったが、現在に近いタックルを揃えると同時にすぐさま竿頭連発となる。当時崇拝していた名人様とも恐縮ながら同点竿頭を頂くこともできた。そしてちょっとマニアックな名栗湖に修行しに通い始めた。
2.竿頭11回目~20回目
名栗湖桟橋釣りにハマりつつも、2016年2月29日に河口湖漁協ドームで1843尾という自己記録を1本竿で更新。はじめての十束釣果から山中湖や河口湖で次々と爆釣。翌シーズンは相模湖天狗岩に挑戦するなど徐々にはねを伸ばして修行である。
3.竿頭21回目~30回目
宮沢湖FAが営業終了し、名栗湖メインで修行の日々だが、2016~2017シーズンは竿頭連続獲得していき、ついに2017年1月9日名栗湖桟橋レコード記録となる507尾を釣り、シーズン竿頭を獲得(同年までの記録296尾)。翌シーズンに繋がる釣りを満喫しつつ河口湖に出向いて、爆釣を楽しんで30回目の竿頭をカウントした。
4.竿頭31回目~40回目
2017~2018シーズンとなり山中湖ボート釣りを経験したあとは相模湖天狗岩にて1本竿タックルで2017年10月30日1069尾を達成。その後は渋い名栗湖桟橋で2桁釣果メインの釣りを楽しみ40回目の竿頭まで到達する。
5.竿頭41回目~50回目
名栗湖桟橋の渋い釣りで満足しつつも、津久井観光ドーム桟橋初釣行にて2018年2月28日502尾を記録。山中湖しゅうすいや573尾、相模湖小川亭473尾と好調に竿頭獲得していき、間瀬湖で癒されたりと安定の3桁釣果を楽しんで50回目の竿頭を迎えた。
半束頭達成を振り返って
前半戦竿頭50勝までの成績は以下の通りだ。「2013年12月30日~2018年11月12日」までの戦歴は87戦50勝37敗とワカサギ釣りデビューのころの釣果が影響している割に悪くはないだろう。
結果的に2桁釣果~4桁釣果まで幅広い数での竿頭経験であるが、あくまでメインは渋いながらに1尾1尾の積み重ねの釣りが多く、釣れなくて当たり前の状況下でも平然と修行して結果をだしたのが大きい。実はコレがかなり重要で、爆釣メインの湖(1日1束釣り当然の湖)である場合はほとんどこんなことは経験ができないのである。だからこそ渋爆両方の状況に毎回に対応出来ているのかもしれない。