相模湾小坪の椿丸は、季節に応じて旬の魚を狙う乗合船をホームページ上に公表。12月6日(火)の欄に、「乗合船・デカアマダイ」の文字を発見したので釣行した。船中釣果は、25~45cmアマダイ0~4尾で、ゲストにイトヨリ、カンコ、オニカサゴが少々、アカボラが多数交じった当日の釣りをリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)
8時半ごろにようやく本命
その後はフグの攻撃が始まり、深いほうへ小移動。水深35m、55mと約20分ずつ流したが、15~20cm級マダイの入れ食い。船中リリース状態だった。
本命が出たのは8時半ごろ。水深92m前後の沖まで出たときで、右舷トモの門田さんが27cm級本命を釣り上げた。
ポイント移動で黄アマダイも
岸寄りの風が強く、波も高いぶん、ミヨシ寄りの私は苦戦。置き竿が跳ねても先バリが底を切らないようにタナを下げていると、ウミヘビが掛かり、仕掛けがグチャグチャに。
ウミヘビが釣れるときは底潮が流れていないことが多く、船は江の島沖の水深110mへ移動。
すると、右舷トモで門田さんがサイズアップの33cm級を上げると、右舷胴の間の田村さんにめずらしい27cm級黄アマダイがきた。また、左舷2人が27cm級アラを釣ったが、私と数人にはアカボラ(ヒメコダイ)がきただけ。
著者も28cm本命
1時間で切り上げ、水深78m前後に移動。すると、左舷胴の間の田村さんに27cm級本命。そして私の置き竿にゴン、ゴンと強いアタリがきた。
竿を持って聞き上げると、海底から離れる段階で暴れたがすぐに大人しくなり、電動巻き上げスイッチオン。海面下20~30mで再び暴れたので本命と確信する。抜き上げてメジャーを当てると28cm。
その後、大きく移動し、11時半に亀城根の水深90mから流し始めた。すると、数分後に左舷前で水口さんの奥様が27cm級を釣り上げると、右舷前の私も同級をゲット。
状況よくなり良型ポツポツ
船長から「潮が流れ出したようで、このまま流し続けていきます。水深は徐々に浅くなるので、タナ取りをまめに行なってください」とのアナウンス。
船中でアカボラがたくさん釣れるようになり、「いい傾向」と思っていると、左舷トモで益子さんが35cm級を釣り上げた。
底潮の流れが左舷方向へ強くなり、12時半に潮上へ上って流しかえ。すると、水口さんの奥様がサイズアップとなる33cm級をキャッチ。