広域解禁した常磐沖のヒラメ。12月1日の解禁日は、風のため全港出船中止。実質初日となった12月2日(金)、茨城鹿島の幸栄丸から乗船取材した。10時45分の沖上がりを迎えるまで安定して釣れ続き、最大2kg台で規定数は7人。次頭9尾が2人、スソで4尾と、全員笑顔の納竿となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・岩下和弘)
常磐沖ヒラメ釣りが解禁
広域解禁した常磐沖のヒラメ。12月1日の解禁日は、風のため全港出船中止。実質初日となった12月2日(金)、茨城鹿島の幸栄丸から乗船取材した。
4時ごろ到着すると、すでに事務所前の駐車スペースは満杯状態。同宿のヒラメ船は3隻がスタンバイしており、桟橋前の座席ボードのキャップを手に取って受け付けして乗船。
釣り座では、ヒラメファンがタックルの準備に余念がない。そして、桟橋横のイケスでは、小野馨代表がイワシを各船に積む手配をしている。
水深22mからスタート
準備が整い、5時半に各船が岸壁を離れる。当日は、上原船長が舵をとる1号船に同乗。両舷とも8人の乗船で、仲乗りの荒原さんが釣り座のオケにイワシを数尾ずつ配っていく。
船は南下して、航程約40分でスローダウン。横流しで、6時23分に水深22mで開幕のアナウンス。オモリ80号の指示が出る。
薄暗い中船中次々ヒット
まだ薄暗いなか、左舷3番にファーストフィッシュ。続いて同舷2番、右舷2番、4番とヒットが続く。その都度、仲乗りの荒原さんが差し出すタモに本命が滑り込む。
6時40分すぎ、左舷トモから3番に入る江口さん(横浜市)に2.2kgの良型がヒット。
その左隣で仲間の植村さん(浦安市)にも2尾目がヒット。三角波が立つ海況だが、アタリは多く、大半の人が早々に本命を手中に。
しっかり待ってキャッチ
2流し目は55分から。水深は21mで、丸々太ったイナダが船中をにぎわす。
7時25分に移動。潮が速くなってオマツリが連発したため、船長からオモリを100号に統一するよう指示が出る。この時点で、いい人は6尾。右舷4番の人は2.2kgを上げて7尾目。ステイトの長さと同じくらいにハリスを詰め、アタリが出てもアワせず、引き込むまで待つといいとのことだった。
8時に移動した水深30mのポイントでは、右舷5番に入る後藤さん(横浜市)にイナダ。