全国旅行支援で格安に旅行が楽しめる期間となっています。これを利用して私は11月に家族で石垣島に行ってきました。旅行の日程の中で自由行動の日があったため、モバイルロッドを持参してライトゲームを楽しんだところ、何と幻の魚をキャッチ!そこで今回は手軽な装備で短時間の釣行にもかかわらず、思わぬ幸運が訪れたというそんなお話です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)
まさかの幻魚『タマカイ』登場
根にラインを巻かれないように注意し強い引きに耐えなんとか釣り上げると30cm程度の黒と黄色の不気味な配色の見慣れない魚が上がってきました!体つきからどう見てもハタ系。しかしこんな色合いのハタは見たことがない。疑問を持ちながらも素早く記録写真だけを撮りリリース。さすが石垣島。こんなに簡単に自分も知らない魚が釣れるなんて。そんな興奮に包まれました。
この魚、後ほど調べてみたのですが、図鑑には載っていませんでした。それでもネット等も駆使して粘り強く調べていくと、この魚は成長すると最大3mにもなり、名前をジャイアントグルーパーといい、私が釣った魚はその幼魚だということが判明しました。そしてこの魚の日本名は「タマカイ」。日本では幻の魚と言われる貴重な魚だと分かりました。黄色と黒の不気味な模様は幼魚独特の模様だったのです!自分の釣り経験の中でも価値のある貴重な1匹を釣ることができました。
沖縄ならではの魚と対面
興奮が覚めやらぬ中、次の魚との出会いを求めて釣りを再開。今度は、アタリはあるもののなかなかフッキングまで至りません。そこでジグヘッドのサイズを落としワームも1cmほどカットしてキャストすると……。今度は見事に掛かりました。これも初めて見た魚です(後に調べてミツボシキュウセンだと分かりました)。
ミツボシキュウセンを数匹釣った後メッキも追加できました。関東では出会うことができない魚と遊ぶことができ、魚好きな私にとっては最高の1日になりました。
これからも初めて出会う魚との出会いに期待
沖縄の釣りは思うほど釣れない、ショアからでは本州よりも釣れないと言われることも。だから、沖縄の釣りはオフショアが中心という人がいるように思いますが、今回の釣行のようにお気楽な釣り方でもそれなりに釣果を出すことができました。
皆さんもぜひ気軽に竿を出してみるといいかもしれません。これからも様々な魚との出会いを求めて釣りを続けたいと思います。また遠征に出かけたとき、珍しい魚が釣れたときは報告したいと思います。それではまた。
<アングラー「K」/TSURINEWSライター>
川平湾