自作のニオイつきワームを持って、メバリングに行ってきた。テストの地は大阪湾奥。最近メバルの気配が濃厚になってきた。まさか、無ということはないだろう。思わぬ魚種も含め、今シーズン現状で最高の11尾を釣ったニオイつきワームテストをレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
メバル連打開始
そのあと一時間空いて、「え、今日4つで終わりか?」という悲壮感が私の中にきた。けれどあきらめない。こうなったらとことんいくぞと、ワームのサイズを下げ、信じられないくらい小さなヘッドを出してくる。潮が止まっているので、今浮いているとしたら好奇心旺盛な小メバルだろう。うまうま、ニオイと小さなシルエットで、「デザートは別腹」的に乗せられるかもしれない。
これがハマった。連打。7尾続く。10達成した時点でもういいかなと思ったが、もう1尾いかせてくれやと、投げると、最後の最後まで釣れてくれた。よし、最高数を更新だ。
ちなみに、アジも釣れた。なかなかアジングでは釣れてくれないんだけどな。
自作ニオイつきワームの感触
自作ニオイつきワーム、この一回のテストでは、好感触だった。チヌ、カサゴという、最近釣れていなかった魚が出たのが、私には愉快である。しかし、ラストの小メバル7尾連打は、たぶんワームのシルエットとヘッドの小ささのおかげだ。おなかいっぱいのメバルに、それで口を使わせられた。それでもニオイが何も効かなかったことはないだろうが。
実はこの日、1尾だけ魚に切られた。自分ながら、私はメバル相手によほどの条件でなければ負けることはない。エステル0.25号、リーダー40cm。でかいシーバスも獲っている設定だが、もっと釣りにくい根魚のビッグワンだったかもしれない。そこに悔しさが残る。
<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪湾奥エリア