ブラクリ仕掛けを徹底解説 【種類・エサ・釣り方・対象魚・自作方法】

ブラクリ仕掛けを徹底解説 【種類・エサ・釣り方・対象魚・自作方法】

穴釣りの定番的なアイテムのブラクリ仕掛け。テトラポッドや岩などの根を効率的に狙えるアイテムです。しかし、穴釣り初心者の方のなかには「ブラクリ仕掛けってなんだろう?」「ブラクリの釣り方は?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。今回の記事では、ブラクリ仕掛けについて徹底解説します。釣り方や釣れる魚も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターあつ)

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海釣り 堤防釣り

目次

ブラクリにおすすめのポイント!

ブラクリ釣りにおすすめのポイントを紹介します。以下で紹介するポイントを参考にして、釣り場を見つけましょう。

テトラポッド

テトラポッドがあるエリアは、ブラクリ釣りのメインポイントです。複雑な形状のコンクリートが海岸にたくさん並べられています。この複雑な形状のストラクチャーが、根魚が生息するのに格好のポイントになるのです。いろんな場所にブラクリ仕掛けを落とせる穴があるので、どこまでも釣り続けられますよ。

ブラクリ仕掛けを徹底解説 【種類・エサ・釣り方・対象魚・自作方法】テトラの隙間は定番のポイント(提供:TSURINEWSライターあつ)

堤防

堤防エリアも、ブラクリ釣りに適したポイントです。堤防の繋ぎ目や岩の隙間など、ブラクリ仕掛けを落とせるポイントが多くあります。また、堤防にはさまざまなストラクチャーがあり、ベイトの数も豊富です。そのため、小魚を捕食しているような大きい根魚も狙えます。

磯エリアも、根魚が好むポイントのひとつです。海底がゴツゴツしているので、根魚が身を潜められる場所がたくさんあります。こちらの磯エリアでブラクリ釣りをする際は、岩と岩の間を狙ってみると良いです。比較的水深があるポイントを狙うと、高確率で釣れますよ。

ブラクリの釣り方を伝授!

ブラクリの釣り方を紹介します。まだブラクリを使ったことがない方は、ぜひ参考にしてみてください。

底を取る

最初にすることは、リールのベールを起こして仕掛けを落とし底を取ることです。根魚は海底付近に生息しているので、この底取りが基本になります。ラインの放出が止まり底が取れたら、根掛かり防止の為ベールを返して少し巻き、ラインを張るようにします。

ブラクリ仕掛けを徹底解説 【種類・エサ・釣り方・対象魚・自作方法】根掛かり回避のため糸ふけは出さないようにしよう(提供:TSURINEWSライターあつ)

誘いを入れてアタリを待つ

底が取れた直後にアタリが出ることが多いですが、反応がないようなら誘いを入れます。竿を「チョンチョンッ」と動かしたり「フワッ」と煽ったりしてみてください。この際に竿を動かしすぎるのは禁物です。激しくアクションをしてしまうと、近づいてきた魚が散ってしまう可能性があります。できるだけナチュラルに動かしてから、ブラクリを止めてアタリを待ちましょう。

魚を掛けて素早く巻き上げる

魚から「ゴンゴンッ」というアタリがあったら、アワセを入れて針に掛けます。この際に鋭くシャープに竿を煽ると良いです。魚が掛かった後は、素早く巻き上げてください。ゆっくり巻き上げていると根に潜られる可能性があります。素早く巻いて魚を抜き上げ、美味しい根魚をゲットしましょう。

ブラクリ仕掛けの自作方法

ブラクリ仕掛けは自作も簡単で、市販品よりも安価に作成することができます。材料は「セイゴ針12号」「吸い込み糸(太めのPEラインやフロロカーボンラインなど)」「ビーズ」「瞬間接着剤」「オモリ」を使用します。まずはセイゴ針に吸い込み糸を結び、お好みの長さでカットしましょう。

ブラクリ仕掛けを徹底解説 【種類・エサ・釣り方・対象魚・自作方法】自作も簡単(提供:TSURINEWSライター石田一聖)

次に吸い込み糸を2つ折りにして、針の結び目付近でもう一度結びます。そして、吸い込み糸にビーズ→オモリの順番で通してあげます。オモリの位置が定まったら、穴に瞬間接着剤を塗布してください。しばらくそのまま放置して、乾燥させたら自作ブラクリの完成です。

ブラクリで美味しい根魚を釣り上げよう!

美味しい根魚を釣り上げられるブラクリ。テトラポッドや岩などの根を効率的に攻められる便利なアイテムです。さまざまなタックル、エサ、釣り方を駆使し、その日のパターンを掴んで釣りを楽しんでみてください。

今回紹介した内容を参考に、ブラクリを使って美味しい根魚をゲットしてみてはいかがでしょうか。また、テトラや磯など危険な場所もあるので、ライフジャケットや滑らない靴など装備を万全にして、安全に楽しみましょう。

<TSURINEWS編集部>