朝の冷え込みが強くなり、いよいよ落とし込み釣りのシーズンがやってきました。中層でベイトを掛け、それをそのまま底に落として大型魚を釣る方法で、私が一番好きな釣りです。
（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版APC・前田のぞみ）
TSURINEWS編集部
第八新西丸で落とし込み釣り
11月3日、山口県宇部市妻崎の新西釣具店、第八新西丸で響灘に落とし込み釣りに行きました。この日のメンバーは私を入れて6人。後から映像を楽しむためにアクションカメラを身に付けています。
午前6時に薄明かりの妻崎漁港を出港。天気がとても良くナギで、ほかの船もたくさん行き交っていました。先に別の場所で、ベイトがいなかった場合に備えて小アジを釣り、8時ごろポイントに到着。
タックル図（作図：週刊つりニュース西部版APC・前田のぞみ）同船は探見丸システムを搭載しているため、海底の様子やベイトの状態を意識しながら釣ることができます。ここではモニター画面でベイトの反応がとても濃くでていたため、ハリス18号の落とし込み仕掛けで釣り始めました。
良型ヒラマサをキャッチ
モニターの様子とは反対になかなかベイトが付かなかったので、3回目に予備の小アジを1尾付けて仕掛けを落としました。底を確認して少し巻き上げると、サオ先がバタバタと叩き、一気にサオが「つ」の字にひん曲がりました。
ライントラブルによるバラシを防ぐため「みなさん、仕掛けを上げてください」と、船長からアナウンスが入ります。ドラグを強めに締めていたので、かなりの引きでしたが強引に底を切り、その後はていねいに巻き上げました。
落とし込み釣りでヒラマサ86cm（提供：週刊つりニュース西部版APC・前田のぞみ）水面に上がってきた青白い魚影はなかなかのサイズ。タモ入れをした後に船長から「よかったね、ヒラマサです」と言われ、安心で一気に脱力しました。
56cmヒラメほか多彩にゲット
その後も船中で青物らしき強いアタリが多く、最後まで18号ハリスで釣り続け、午後2時30分ごろに納竿となりました。
私の釣果はヒラマサ86cm、ヒラメ56cm、アコウ、アラカブがそれぞれ1尾ずつ。船中ではほかにもマハタやブリ、ヤガラなどが上がり晴天の下、楽しい一日をすごすことができました。
落とし込み釣りで56cmヒラメ（提供：週刊つりニュース西部版APC・前田のぞみ）帰宅してアクションカメラの映像を見返しましたが、ヒットの瞬間のサオ先やファイト中の様子などがしっかりと確認でき、その時の興奮を思いだして楽しむことができました。
＜週刊つりニュース西部版APC・前田のぞみ／TSURINEWS編＞
