観光地として有名なバリ島。前回の準備編に引き続き、今回は実際にバリ島でカヌー釣りをして来ました!日本でもお馴染みの魚から、見たことのない魚まで魚種は多彩。さらに、海の家での釣果サンセットディナーは最高の一言でした。実釣編、いよいよスタートです!
ボトムフィッシング
ボトムフィッシングもほぼ同じ場所で 水深20〜30mの根際を流しながら攻める。市販の船用カサゴ仕掛けに剥き海老を付けて底付近の魚を狙う。
こちらは魚の活性が高く、投入する度に竿先が綺麗に締め込んでいく。アカハタやオオモンハタにアズキハタ、さらにはフエフキダイにカワハギやカマスなど、ほぼ入れ食いに近い状態で釣れてくる。
着底すると直ぐにアタリが出るので、少し竿を上下に動かし魚に餌を追わせた後にピタッと食う間を与えると狙い通りに針掛かりする。
これは楽しい!
2時間近くボトムフィッシングに熱くなり、お土産も十分、バリウルワツの魚のストックの多さを実感出来た。
タコ釣り
バリに行く前からタコが釣れているよ!との事で現地の友人から情報を得ていたので、今回はタコ専用スッテ「タコやん」でウルワツ沖のタコを攻める事とした。30号の錘にタコ用ダブルスナップを2個付けて、底を取りちょんちょんとスッテを動かすだけ。
粒根を攻めるため時折大きく根を交わすよう上にしゃくり船を移動しながら攻めていく。タコのスッテ仕掛けは今まで使用した事が無く、結果を出す不安もあったが開始早々同行者の竿にズンッとアタリがあり、あっけなく釣れてしまった。
その後、間もなく私に本命タコが掛かってきた。タコが湧いている時期というのは聞いていたがまさかこんな短時間に釣れるとは思っていなかった。きっとかなりの数が根の間に潜んでいて、目の前を通過するスッテに襲い掛かっているのであろう。
船長も同じタイミングで餌木+錘の仕掛けでやるが、スッテ2個のアピール力に及ばずアタリを出せない状況だ。私達のアタリは継続し、1時間でなんと8杯の釣果を叩き出した。
スッテの中に内蔵されたカチャカチャしたラトル音もタコを魅了した原因にもなっていたのかもしれない。新しいタコ釣法スッテのタコ釣りがウルワツ沖でも炸裂した。
今回のタコはマダコではなくよく見るとテナガダコという種類のよう。穂先に伝わるズンッという前あたり、そして、フッキングからの重量感!これは癖になりそうだ。